2020年03月26日

フランス料理「麻布レトロ」と代官山「On The Hill」

不穏な時期、自粛自粛とは言うけれど、経済が動かないだけでなく、神経が参る。
閃輝暗点(センキアンテン)という、聞きなれない病気?症状になった。

目の横にキラキラ光るノコギリ状の光が見えたるのだ。20分くらいで消えて、その後は、なんとなく、頭が重い。それもすぐに治る。そして正常に戻る。
2日の間に2回あったので、眼科に行ったら、原因は、自律神経と副交感神経のアンバランスだとか。要は、ストレスらしい。そりゃあ、誰でも、この時期、ストレスいっぱいだよ。

充分気をつけて、ストレスも取り除きたいし、で、食事をしに行く。
1人でとか、2人でとかで切り盛りしている店に応援がてら行く事にしている。

人の事より、お前のとこはどうなんだーと、言われそうだが、うちも影響は大。それでも、有難い常連さんが来てくれている。

自宅で家族と食べるからと、テイクアウトをしに来る常連さんも今までになく多い。
有難い。

月曜は、「麻布 レトロ」に、バイトのMちゃんと行く。Mちゃんとは、元スタイリストで美容師で現在は木工作家のカツマさんにカットしてもらっている。
一ヶ月に一度福岡から来てカットしてくれるのだ。

その後は、一緒に食事やカフェに行く事が多い。
この日は、「朝日百科 週間 世界の食べもの」と言う、昭和54年に発行された、すっごい本を全巻、神保町の古本屋で手に入れたけど、引っ越すので貰ってくれないかと言って、送ってくれた。そのI君に、お礼の為の食事会でもある。

日本版と中国版はアキちゃんに。
私が頂いたやつは全て(ヨーロッパ、中東、アフリカ、南北アメリカ)持っているが、読みすぎてボロボロ。なのでコレは嬉しかった。

I君のリクエストが「レトロ」だった。
しかし、来ない。
電話したら、「豆源」にいると言う。
「豆なんか買ってないで、時間(予約は19:30)過ぎてるんだからサッサと来んかい!」
「すぐ行きます!」
イカンイカン。
今日は招待するんだから、感謝を込めてね〜と、自分を宥める。
豆源からは歩いて2分の場所。15分過ぎても来ない。遅すぎる!

ま、こんな事を何回もやりとりして、更に表通りまで迎えに行って、やっと到着したのは、40分後だった。
方向音痴の男性は何人か知っているけど、見栄はらないで、「迷ってる!」と、言って欲しいなぁ。ナビ作動する事もしないくらい焦ってるんだわ。

手間かけやがって…イカンイカン。感謝を込めて…。

新型コロナの影響があるかと心配したが、10人強くらい入っているみたい。
しかし、シェフ1人で作るのだから、時間がかかる。
Mちゃんは神奈川県に帰らなければだし。駅から更に自転車でだし。料理が出て来るのが滞りがち。

結局、デザートまで食べられず、後ろ髪引かれながら帰る羽目に。
料理は、いつも通り美味しかったよ〜!

そして、今日は木曜日。
ママタルトのエンさんの息子さんがやっているダイニングバーの代官山「On The Hill」へ。
エンさんが亡くなって、一年半だ。ズーッと前のような気がする。
時々は顔を出したいとは思っているが、今年初めてだ。

休みは、ゆっくり食事が出来るレストランか料理屋に足が向くので、お酒主体の店にはどうしても…。昔は、ハシゴしていたが、もう、胃袋に自信がない。お酒も1〜2杯程度だしね。

イタリア関係の仕事をしているマンジャーレと待ち合わせた。
マンジャーレは、この店は初めてだ。食事を簡単にして、狭山まで帰らなければならない。両親の介護やサポートもあって、実家でテレワーク中。

心配したが、私たち以外、2組のお客さんがいらした。
やはり、常連さんはありがたいと言っている。

カヴァを頂いて、前菜とパスタを食べて、早めに帰ることに。
「遅くなっても構わないんだけど、母が、起きて待ってるのよ〜。先に寝ていてと何度言っても起きてるのよ」と。
エンさんと殿の仏壇にお線香をあげさせて頂き、恵比寿駅に向かう。

駅付近はそこそこ人がいるが、歩いて行く道道、ほとんど人に行き交わない。

早く日常が戻りますよに。





posted by Yuko at 23:15| 食歩:フランス料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月19日

日本料理「とく山」

3月11日午後2時46分 毎年黙禱する。
9年…。
この日に、一年間でお客様から頂いたチップや寄付金を、福島原発で被爆した子供達の保養所である、沖縄の久米島の「球美の里」に振り込みをしに行く。

チェルノブイリで被爆した子供達を、個人的に夏に自宅を保養施設に開放している友人がいる。フランスのメイサック村のアンとクリストフだ。
子供達は、怪我をすると、小さな怪我でも血が止まらない。大人になったら、この子達の子供にも影響があるだろう。

福島の被爆した子供達も、同じような症状が出ている。友人がボランティアで、この「球美の里」にしばらく行っていて、内情を伝えてくれた。私にできる範囲で、毎年寄付金を送ることを続けている。

皆さんから頂いたチップは、ちゃんと、振り込みましたからね〜!

そして、新型コロナウイルス…経済が回らないよねぇ。この状態が続けば。
豊洲市場に行くたび、みんな嘆く。
バスの中、バスを待っている間に聞こえる会話。仲買人達からも。

マスクは日本手拭いがたくさんあるから、作ればいいかと思っていたら、小さいマスクがあるから、ユーコさんしか使えないからと言って、頂いた。

エタノールや次亜塩素酸は、陶芸の弟子や、バイトのMちゃんが定期的に契約しているのがあるからと重いパウチに入ったのをそのまま分けてくれた。
大きな店はなんとか手に入るが、個人の店はなかなか手に入らないのだ。うちの店はなんとかなる。みんなが助けてくれてるし。
困っていたともちゃんの店に分けることにした。

イタリア関係の仕事をしているマンジャーレは、毎日忙しい。両親の介護もあって、テレワークは有り難いけど、外出したり通勤時間が長い私から両親にもしも被害があったらと言うので、エタノールを分けることにした。受け渡す待ち合わせ時間に間に合わないので、店の隠し場所を作って、マンジャーレの為のエタノールを置いた。
私は、「とく山」へ。
春の山菜天ぷらを注文しておいたのだ。経済I氏とITーO氏といつもの3人で。

@河豚の白子と皮の茶碗蒸しと芹の黒胡麻よごし
A蛍烏賊と鰹のお造り
B本もろこ炙り
C牛リブロースの九条ネギ巻きタレ焼き 黄身とタレ添え
これも必ず注文してしまう。タレは取って置いて、炊き込みご飯にかけて食べる。

D春の山菜天ぷら(山ウド、たらの芽、コゴミ、行者ニンニク、甘草、菜の花、蕗の薹、こし油、カタクリ)
とくに、こし油、行者ニンニク、蕗の薹の香りが強い山菜が好き。美味しい!

E烏賊の天ぷらと鯵の天ぷら
これは、私はパス。
山菜の天ぷら食べるのが目的なのに、横のI氏「鯵とか烏賊とかやっぱり、野菜ばっかじゃなぁ〜」と、訳わからん。さっき、肉も魚もたっぷり食べてるじゃん…。

F揚げ生湯葉と毛蟹の餡掛け ネギ、三つ葉、木耳
G河豚の唐揚げと荏胡麻の炊き込みご飯
コレは、家で待つO氏の娘さんのために注文。毎回河豚の唐揚げじゃなく、蟹とか、雑魚とか炊き込みご飯も食べたいなぁ。ま、贅沢なほど美味しいけどね。しかし、河豚の唐揚げがめちゃめちゃたっぷり入っている。お代わりしてもかなりたくさん残った。
お土産に詰めてもらう。

H香の物、味噌汁
I安納芋のアイスと餡子添え
桜餅を食べてるO氏に、もっと桜餅包みますか?と、板長のイトウ君。私も俺もと、皆んな、二個づつ包んでもらう。明日の朝ごはんもデザート付きだ!

こんなに美味しく楽しくいっぱい食べて、お土産まで頂いて、3人で41,000円と非常にリーズナブルだ。

毎度だけど、心から堪能しました〜‼︎


posted by Yuko at 23:24| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月05日

原宿「樋口」

自宅から予約した日本料理屋まで歩いて行くことにした。
スポーツジムは来週まで休業だし、せめて歩くかと。

久々の原宿の裏通りは、どの店もお客さんが入っていない。うちの店も影響がないわけじゃ無いけど、常連さんが心配してくれて、いつも通りの入りになっているのが有難い。
来週からはどうかなぁ〜。
いつもアルコール消毒は、かなりやっている方だが、ここに来て、日に何度もやる。お客さんが来店すると「アルコール消毒しますか?」と、聞くと、皆さん積極的に手を差し出す。

新型コロナで自粛自粛と言われてるが、こんな時こそ食べ歩く。
経済I氏の誕生日(1月だったけど)祝いをITーO氏とやることに。I氏のリクエストで、久々の原宿「樋口」へは、自宅のドアから、歩いて22分だった。

店主の実家であるここに独立して店を出した頃、よく行ったし、店主が修行時代の青山の「穂積」にも頻繁に行った。

なのに、かなり久々の訪問。多分10年ぶりくらい。
当時はオーソドックスな日本料理だった。西麻布周辺の個性的な店にばかり足が向いていて、いつの間にか忘れていたのだ。

最近、この店が美味しいと評判を聞く。
ネットを見ると、1人2万〜3万円になってたから、腕をあげたんだなーとは思ってた。

開店当時は、1人1万5千円ほどだったような記憶が。
二年前に改装したみたいで、以前より全く違うアプローチ。店内はいい感じ。
カウンター8人ほどにマックス8名までの個室だけになっている。以前はテーブル席がいくつかあったような。

私達の両隣はリッチそうな初老のおじさんと若い女性のカップル。

カウンターでの撮影はお断りしてますと、言われて、I氏スマホを伏せた。そうだね。カウンター席でいちいち写真撮られては興醒め。

私はいつものごとく、カウンターでメモしてたら、ゴム製の下敷き持ってきて、この上で書いてくださいと。
改装したばかりで、カウンター痛むしね。時計も外せと言う鮨屋もあるそうな。檜のカウンターは柔らかいから、傷がつきやすい。綺麗だけどね。

まあ。私も、私が作った陶器が埋め込まれた彫刻も施した丸テーブルに、バックや汚いカバンを置くなとは言うけどね。人の振り見て我が振り直せだわ(^^;)
丸テーブルはワインクーラー置きとして使ってるしぃ。

@鮑の椀物
Aぐじとウドの芽の天麩羅
B蒸しチラシ鮨
C蛤と筍の潮汁
D鯛のお造り
Eめじ鮪と鰆の藁燻製
F蛍烏賊の石焼
G白アスパラ焼きと河豚の白子焼き
H桜鱒の鱗焼き 蕗味噌と柚子皮添え
I寄せ湯葉の揚げ出し
11.猪のモモ肉焼き 大浦牛蒡
12.赤出汁、香の物、ちりめん、牛肉のしぐれ煮、雲丹と有精卵混ぜ竃ご飯のせ
13.蕎麦
14.葛切り
15.小倉アイスの最中

猪がすっごく美味しかったけど、かなりお腹いっぱいになってて、両隣に一切れづつ助けてもらう。その前から、隣に食べてもらいながら調整しないと最後のデザートまで辿り着けないし。
どれも美味しかった。
こうして書くとオーソドックスな料理。設えがいいね。
蛍烏賊は、自分で焼いた石の上で焼きながら食べる。
そこに遊びはあるけど…。

牛肉のしぐれ煮が美味しいとO氏が何度も言ったら、お代わりしますか?と。
もちろん頂く。
I氏は蕎麦もお代わりしてる。

残ったご飯は、ちりめんやカリカリ梅を混ぜておにぎりにして、お土産に。

I氏は明日、早朝のラジオだから、ウーロン茶から始まって日本酒一合だけ。O氏は、車だからノンアルコールビールで。私もいつもの芋焼酎ロックで一杯。

3人で100,800円。1人33,600円。
お酒呑む人は4万は軽く超える。
おしぼりは3回くらい替えられるけど。そこを評価しないなぁ。

去年、西さんが亡くなって、文豪達が通った名店の、新橋の「京味」と同じくらいだね。
う〜ん。かなり高めの設定だね。

I氏は悪いからと言って2万円出してくれた。
その時は気がつかなかったのだけど…。
I氏にとってコスパ悪いよね〜。次回、埋め合わせするからねー!
posted by Yuko at 23:48| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする