2020年04月10日

今日から20時まで。

そうかぁ、20時までか。
今日から、店は、16:00〜20:00まで、テイクアウト主体でやって行く事にする。

(九州のお客さんが、こっちは田舎だから、いざとなったら、滞在する部屋あるから来てね)と、何度も泣けるメールが来る。

大阪から、クール宅急便の依頼が数件あった。
めんどくさいと悪態つきながら、有り難くて気持ちが嬉しくて、クール宅急便代はうちが持ち、オマケもたくさん入れる。まるで、親戚のおばちゃんみたい。

すると、今日、ジプロックがたくさん送られて来た。優しいなぁ〜。

エジプトのカイロで手術場面をテレビカメラが入って、ガラス越しで世界に向けての公開手術をされたのは、あれは何年前だったろう。たまたま私はそのテレビを見ていて、凄い人がいるんだと思った。
神の手と言われたS医師。

そのS先生をうちの店に、ポエムM氏が連れて来てくれたのは、10年以上前だったなぁ〜。

「店、終われたらカナンから、皆んなに、テイクアウトしてるから行けって、あちこちで言ってるんや」
と言う。
そう言えば、昨日も、今日も、S先生に言われて来たと言うお客さんが…。

帰りがけに、「頑張るんや!」と、優しく言うから、泣きそうになる。
しかし、スタイルいいし、足が長いし、センスいいから、メチャメチャカッコイイ!

こんなお客さんがいるから、店、ヤメラレナイじゃない!
私、いつまで働くの〜ぉ‼︎
posted by Yuko at 15:13| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月05日

今週の…

西麻布から帰る時、周りが元旦のように静かだ。
自宅の表参道の土日は、本当に人が少ない。それでも、今朝の日曜日。レストランで結婚式が行われてるのに驚く。しかも午前中だ。
しかし、よく見るとかなり少人数の参加者のようだ。

うちの店も、来店されて食事をして行く方は、1組とか、せいぜい2,3組くらい。
なのに、なぜか料理がごっそりなくなる。毎日仕込みに追われている。

そうか…テイクアウトにいらっしゃる方が3人しかいらっしゃらないとしても、それぞれが一人分や2人分とは限らない。
例えば4人分づつ買っていくと12人分無くなるわけだ。
ピンチョに至っては、14種類全部くださいと言う大人買いの方もいる。一人分だとしてもかなり多い。

九州から、大阪から、クール宅急便で送って!と、定期的に食べにいらっしゃるお客さんから依頼が。有難いなぁ〜。

しかし、慣れない荷造り。
ソースは瓶に入れて、調理法を書いておく。
国の名前と料理名と食材を書いて、レンジで何分温めるかとか書く。印刷するにも、毎回料理が違うから、毎回書かねばならない。

気がつくと、荷造りに2時間近くかかった^^;

テイクアウトは16:30から受けることにした。自宅の持って帰って、夕食に間にあわせるには、16時半かなと。それより早くは仕込みが間に合わないから、ギリギリの時間だ。

「九州でユーコさんの料理が食べられるなんて」
「パックまで舐めて、食べました」
「夢のようです」
色々嬉しいメールがたくさん来て、有難いなぁ。

友人誘って、スケジュール合わせて来なくても、1人で買いに来られるから嬉しいと言う方や、子供が偏食で、来られないから、助かりますと言う方。
両親が病気で自宅から出られないから持っていきたいと。海外旅行行ったみたいだと言って喜んでましたとか。

そうかぁ…気がつかないもんだなぁと。

しかし、来週からはどうなんだろう。どうなっちゃうんだろう。
料理人のサガで、売れようと売れなかろうと、料理を作っていないと落ち着かないのだ。
posted by Yuko at 15:05| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月30日

日本料理「花楽」

豊洲市場のバス停にやっと、屋根ができた。
雨が降ると、魚河岸の荷物を肩に背負って、傘も持って待たねばならなかった。6時台(バス)の新橋行きは今だたった二本しかない。

場内の店に入ると、土曜日は、まるで台風時のように人がいなかったと嘆く。

「暇はチャンスだ!暇な時に、普段間に合わない手間がかかる仕込みをする。それが、実力をつける。腕さえ磨けば負けない」
そんな事を、店を出す前のともちゃんに言った。

昨日、ともちゃんからの電話で、「暇な時は、ユーコさんのその言葉を思い出して、手間をかけて仕込みするんだよ」と言う。そう!それが出来ていれば大丈夫!

料理人なのだから、どんな時も料理を作る。作るなら、プロなのだから、誰にも出来ない料理を目指す。どんな時もそれをしていればいい。

今日は、赤坂の花楽に行く。
ホセとアキちゃんと豊乳姉妹の妹Yちゃんと。

非国民と言われそうだねと、言いながら、食事が始まった。
店をやってる身としては、どうしてもキャンセルなんて出来ないのだ。
お客さんは私達だけだった。

@おからとそら豆
目の前で、おからをすり鉢でする。貝のスープを入れて伸ばす。そら豆を添えて。この料理は、9年前、東日本震災があった後、初めて来た時に食べて、感動したのだ。やっぱり美味しい。

Aコゴミ 菜の花 ウド 蕾菜 サラダウルイ 蕗 百合の根 筍
おかかを土に見立てて、春の山菜が。干し海老の出汁ゼリー乗せで。木の芽と生姜と。
出汁の味を分けて利き酒ならぬ利き出汁。昆布だけの味はねっとりとして旨味がくる。鰹の一番出汁のみは上品な味。

B湯葉豆腐椀
胡麻豆腐の湯葉巻き揚げ
コレは、前に一度頂いた好きなやつだ。出汁はいい塩梅で飲みほす。

C桜鯛の桜〆
桜塩 鯛醤油
桜鯛は桜の葉で締めてるので、桜の香りがする。桜塩も。鯛の骨から取った醤油も違いを楽しめる。

Dアオリイカの木の芽味噌和え
アオリイカの中にも木の芽味噌が仕込んであり、ねっとりととして、イカもねっとりでウットリ!

E宮内菜の炙りと牡蠣のおかき衣揚げ
おかかを潰してミキサーにかけて粉状にして牡蠣にまぶして揚げたそうな。香ばしくて合うわぁ!

F桜鱒(ヤマメが海に残ると桜鱒になり、アマゴが海に残ると皐月鱒になるそうな)
G桑名産と九十九里産の蛤と松藻と若布、筍の鍋
桑名産は小さくても主張している。九十九里産は個性ある濃い味だ。出汁が美味しくてつい飲みほすから、結構お腹がいっぱいになり始めたぞ!

H牛蒡と荏胡麻(真っ黒酢、醤油、黒糖で和えて)
牛蒡は好物。荏胡麻も大好き。美味しいに決まってる。

Iちらし寿司と襖麺の温泉卵のつけ麺
このチラシも、初めて来た時に頂いて、この黄色いのは錦糸卵かなぁ〜?それにしても糸より細くて何だろう?と不思議でたまらなかった。温度を下げた状態で卵をひっくり返して…と、説明を受けたが、出来そうにない。紙より薄い卵焼きが重なってて、フィロペストリーみたいだ。カットして手に乗ったところをパチリ!やっぱりすごいわ!たらの芽や土筆などを立てて、野に咲いてるように盛り付ける。美しいだけでない美味しい。

襖麺はお正月に頂いたことがある。温泉卵汁でつけ麺のようにしていただくのは初めてかも。麺に入っているスープを、付け汁と合わせて飲みほす。

11,白いご飯とイクラ
もうお腹いっぱいだけど、イクラとご飯と…一口いただくもちろん。

デザート…桜餅と大福豆 苺のシャーベットと汁粉の蘇掛け
花楽餅に桜の香りがする。大福豆も。
苺のシャーベット一手間かけて煮てから作るそうな。味も香りも濃い。蘇(そ)は、古代の日本のチーズ。汁粉にかけていただく。

わぁー!
堪能しましたぁあ!
美味しかったなぁ〜!
posted by Yuko at 23:15| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする