2020年05月25日

豊洲市場

昨日、愛車ダホンの点検とカゴをつけてもらいに白金高輪の自転車屋さんに行った。
カゴといっても深さが浅くて、カッコいいやつだ。

ネジが邪魔になるところとかあちこちにあって、そこを改造してもらうため、預けて一旦店に戻って、仕込みをする。

予定より早めに仕上がって、電話がかかって来たので、行くと、やはり、あちこち、工夫してくれて、うまく仕上がっていた。

ここだけではなく、自転車屋さんって、どこでもすごく親切で、丁寧に色々教えてくれるし、よその店の案内までしてくれる。みんな、自転車が大好きな人ばかりだからだと思う。
修理も休みなく働いているので、差し入れも持って行く。

支払いを済ませて、帰ろうとしたら、店の中に自転車を入れようとしている小学生がいた。
「ここに置いちゃあ、みんなが通れないからこっちに置こうね」と、自転車屋のお兄さんが優しく言う。
さっきまでいたお父さんがいない。
「これ買ってもらったの?」と、私が聞くと。
「まだだよね」と、お兄さん。
「そうか…ガンバレ!」と私が言う。

赤い線が入ったなかなかカッコいいチャリだ。きっと、気に入ったんだね。

子供の時を思い出した。
私が幼稚園くらいの時だ。
三輪車を買ってあげると言われて、父と自転車屋に行った。
「好きなのを選んでいいぞ」と言われ、まっすぐに赤い三輪車に突進したのは、今でも覚えている。
テコでも動かない私に負けた父は、店の方に、縄をいただいて三輪車に乗ったままの私を引っ張って帰路に。途中で、三輪車に乗ったまま私は眠ってしまったらしい。

あの時から、私は、自転車が好き。
DAHONは、確か三代目だ。その前は、ビーチサイクルに乗っていた。その前は、ロードバイクを数台。

今朝も、ダフォンカゴに、河岸籠をはめ込んで、走る!
籠の方がちと大きすぎだから斜めになったが、ま、いいか。

豊洲まで31分。
卸売市場まで、長い信号に引っかかるので、時間がかかるが、今朝は、タイミングが良かったので、35分で到着!
posted by Yuko at 09:36| 日記:築地事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

赤坂 日本料理 花のれん「花楽」のテイクアウト

テイクアウトを始めると聞いて、赤坂の「花楽」のお弁当を予約した。ホセも豊乳姉妹も一緒に頼んだ。それぞれ、都合いい時間に取りに行く。
私は、14時に受け取りに。

めちゃめちゃお腹が空いている。
朝ごはんは、甘いも一つとカフェオレだけだ。
この時間のために、仕込みも早朝から頑張った。
休みでも仕込みは夕方までかかることが多いのだ。

カヴァを用意して…蓋をあける。
美しい!しばし見惚れる。
「お節だ」とも思った。

薄紙の上にチマキとカラスミが。デザートの薯蕷饅頭とカステラが別盛りに。

薄紙を剥がすと…これは弁当ではないな。お重だなと思った。これで8000円は安い!

カヴァを呑むのも忘れて蕗から箸をつけた。
熱いうちにとか冷たいうちにとか気を使うこともないから、ゆっくり食べようと思った。
一つづつ箸を取るたび、これは、何を考えて作っていたか、何に気を配りながら作っていたかや、想いが伝わってきて、胸が熱くなった。

料理長の中村さんが、メニューをまだ書くのに間に合わなかったので入れてないんですがと言っていたが…必要ない。一口噛みしめるごとに語りかけてくる。
ただただ一つづつ箸を運んでいった。

気がつけば、カヴァも飲まず、箸を置いた。2時間たっぷり過ぎていた。

なんの説明もいらない。食べればわかる。
美術館で素晴らしい絵の前に立って動けなくなったみたいに。
写真展の一枚の写真の前で泣き崩れた時のように。

情熱の塊をいただいて、少しの間動けなかった。
何もする気のもなれず、「気」を抜かれたみたいになって、急に睡魔がおそい、自宅に帰ってもその睡魔が続いて、19時だと言うのに、眠ってしまった。

夜中に何度か目が覚め、5時に自宅を出た。
1時間歩いて店に入るのはもう日課になった。
歩いているその間、昨日のお重のことが頭中を占めていた。

この料理人がこの先独立しようが、どこに店を出そうが、作り続ける限り、食べ続けたいと思った。
posted by Yuko at 16:36| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

今日もチャリで豊洲市場へ

今日は道を間違えなかったせいか、自宅の表参道から豊洲市場まで、37分!
と、言うことは、修行中、明治神宮前自宅から九段下の「ドゥーヴルN」迄とほぼ同じ距離かも。
当時はまだ20代だったし、脚力も今よりはかなり…ううん。歩くとか走るなら兎も角、チャリだからそれほど変わらないかも。

戻り道は、築地の場外で朝ごはんをゲット。
牛肉のしぐれ煮のお握りと、12種類のシラス、梅、ゴマ、菜などが入った混ぜご飯のお握り。オカズは、ゆで卵の天ぷらにチリソースがけしたものと、お揚げさんの具が入った巾着の薄味煮込み。デザートは、蓬大福。

店に着くと、かつて、築地市場に通っていた時と同じ時間だ。かなりの時短になった。
めちゃめちゃお腹が空いた。
分けて食べるつもりが、全て平らげてしまった。

ウオーミングアップは完璧。すぐに仕込みにかかる。
連休前や連休中はテイクアウトも結構たくさんいらしたが、先々週辺りから、急に減った気がする。

それでも、週明けは、メニューを大幅に変える。
メニューの数もいつもと同じ。
不思議に思うかもしれないけど、こう言う時でも、いや、こう言う時こそ頑張る。
料理人の意地だ。
posted by Yuko at 12:57| 日記:築地事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする