2009年01月02日

Cuernavaca

バスで陶器の町Taxco(タスコ)に行こうと、ホセがネットで調べた8時半のバスに乗るためバスセンターに行くと、すでにバスは出た後。8時出発に変更されていた。

ま、ラテン国にはよくあることだ。中東もこんなのは普通にある。驚かないさ。

次のバスは10時。待ち時間がありすぎるので、計画変更。クエルナバカに行くことにした。

まずは、朝ごはんのタマレスを探したのだが、売っていない。だいたいのバスターミナルにはタマレスを売るおばさんがいるのだが・・・。残念!

タマレスとは、トウモロコシの皮(バナナの葉っぱのこともある)にトウモロコシの粉と水で練った中に、チキンやトウガラシ、またはモレソース(唐辛子とチョコレートを使ったメキシコ代表のソース)など、さまざまなものが詰めて蒸したものだ。メキシコに限らず、中南米一帯にある古代マヤ伝来の軽食だ。

1時間毎にバスが出ている。1時間強のバスの旅だ。とっても快適な綺麗なバスだ。 トイレもついてる。

小さな町なので歩いて廻れる。

まずは、セントロの公園近くのカフェで朝食。もちろんメキシカン朝食だ。

アキちゃんは、チラキレスがお気に入りのようで、チラキレスChilaquiles(トルティージャとチレソース)を注文。ウェボスランチェロスHuevos Rancheros(トルティージャを敷いた上に目玉焼き)も頼んで、ジュースとコーヒーで。一皿が大きいので、皆で分けても充分満足だ。

食後はコルテス宮殿(現クアウナワック博物館Museo Cuauhnahuac)を見学。欲しい器がいっぱい!リベラの壁画はとってもリアルだ。

歩いてサンアントンの滝(Salto de San Anton)に行く。陶器を買おうと思ったのだが、ほとんどが園芸用陶器だ。

メルカド(市場)も見学。中東やヨーロッパの市場ばかり歩いているので、メキシコのメルカドは本当に珍しいものばかりだ。とっても面白い。

茹でたタロイモを味見させてくれた。芯にひも状なものが残ってとっても面白いので写真を1枚。目に飛び込んでくるものは初めて見るものが多い。何度も来ているのに、それでも珍しい。

「これ何?」と訊くと、味見させてくれる。チーズも美味しい。つい買ってしまう。どんどん買ってしまう。すっごい重くなった。でも、自分で持たない。持ってもらう。どんどん買う・・・。

ホセが調べてくれたレストランを覗いて歩いて、全員一致で決めた店に入る。だいたい、メニューを見るか、中の様子を見ただけで、美味しそうかどうかわかるものだ。だいたいは外れないのだ。

Casa Hidalgo (Jardin de los Heroes 116col. Centro 12-2749) カーサ・イダルゴ というレストランに入る。ニ階のベランダ席から真正面にクアウナワック博物館が見える。

前菜 

@Jocoque seco al estilo Casa Hidalgo

干しチーズとあるが、これは、乳清を絞って除いた固いヨーグルトだ。中東一帯でもこれをサラダにして食べる。トルティーヤと青い唐辛子でいただく。さっぱりしておいしい。

ASopa de tortilla receta de la casa

トルティーヤを細くカットして、アボガドやオリーブにトマトベースのスープを流しいれたスープ。優しい味でこれもいける。

BHojaldre de queso de cabra al pimiento

チーズをパイ包みにしたものに、ピメント(赤いパプリカ)をソースにしたものでいただく。エンパナーダのお洒落な感じ。

メイン

@Chile Relleno de picadillo

グリーンチレにミンチ肉を詰めて、焼いたものに、豆のソースとグリーンソースがかかっている。なんか、家庭料理を頂いているような、なんていうか、そう、ロールキャベツを食べているような感じ。

AArrachera Marinada con frijoles charros y queso planchado

牛肉のハラミのステーキに、チーズのトマトソースと豆の煮込んだもの添え。

BLangua a la Veracruzana

ベラクルス風牛舌 柔らかく煮込んだ牛舌にトマトベースソースにパプリカとオリーブのソース。イタリア料理を食べているみたいだ。美味しい。

デザートはクレープシュゼットを頂きました。メキシコだけあって、酒がターップリかかったクレープ。すべてとっても美味しく、楽しいランチだった。

クエルナバカからメキシコシティーに戻って、夕食は9時。

夕食のメンバーと待ち合わせる。ハリーとケースケは8年前のメキシコ旅行にも同行したメンバーだ。初対面のマサミさんも加わって、6人でソカロにあるバレンティーナに行く。8年前も行った全員お気に入りのレストラン。

まずはマルガリータで乾杯!

ハリーは、プロレスに行くとかで、マルガリータを飲んだだけで、行ってしまった。

Res.Valentina (AV.Presidente Masarik 393 (55)52822297)

前菜

@Tacos de requeson

チーズのかす詰めタコス

ATaquitos de camaron

海老のタコス

BQuesadillas Azules

ブルーコーンのタコスのケサダス

メイン

@Mole verde pierna y muslo

チキンのもも肉のモレベルデ

何故か、モレソースのチキンは胸肉を使う。この緑のモレソースはチキンのもも肉。モモ肉の方が、美味しいと思う。胸肉は、どれもパサパサしてて味わいが無いのだ。 モレベルデソースは2番目に美味しかった。

AMole poblano pierna y muslo

代表的な、プエブラの胡麻入りのモレソース。 前にも食べた覚えがある。やはり美味しい。

BFilete Meztli veteado

パトリシアシェフのビーフをマリネして焼いたものに香草と焼きチーズのかす。

CFilete Tarasco

ビーフフィレ肉焼き 青いトマトとオアハカのモレとオアハカのチーズ

DSinfonia en rosa mexicano

チキンの胡桃ソース

この胡桃のソースが一番美味しかった。

デザート

@Flan de la Nana

濃厚なプリン

ACreme Brulee

クレームビュリュレ

5人の意見は、胡桃ソースのチキンと、モレベルデのソース派に分かれたが、胡桃ソースの方が人気でした。
posted by Yuko at 00:00| 旅行:メキシコ≈中南米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする