2004年01月08日

スファックス

伊藤園の「お〜いお茶!」345mlのペットボトルを捨てずに持ってる。丈夫だからだ。これを洗って、ジューススタンドに行く。オレンジを6個(100円くらい)絞って入れてもらう。我ながらいいアイデアだ。すっごいうんまいのだ!これを持って列車に乗り込む。

変わり映えしない景色が延々と続く。でも、この乳白色の霧のようなものはなんだろう。低い山すそに帯状の白い霧のようなものが続く。外は13度くらいだし変だなあ・・・。

この列車は特急のようだ。一等車で(4時間)1000円と安い。お絞りとカフェオレのサービスがある。

前日に予約したホテルに到着。な〜んにも言わないのに、脅かしたわけでもないのに、ディスカウントしてくれた。私は料理人でこの地方の料理が食べたいというと、シェフを連れてきてくれた。少しづつ毎回違う料理を出してくれると言う。各レストランを案内してくれた。ラッキー!

カスバに行った。チケット売り場には誰もいない。きょろきょろしていると、向こうで2人並んでお祈りしている。終わるのを待った。

「アッサラム アレイックム」と言うと、アラビックができるのかと言う。「シヨワイヤ(少し)」また、何か言って来る。でも、これくらいしか知らないのだ。

アッサラムアレイクム、アレイックムサラーム、ショワイヤ、ショコラン(ありがとう)しか知らないと言うと、笑われた。あっちこっち案内してくれた。とっても親切だ。

お礼に似顔絵を描いてあげた。うけた!オレンジを頂いた。

メディアにも行った。いつも気になる店がある。どんぶりが置いてあって、鍋がひとつ。何を売っているんだろう・・・。おばちゃんと目が合った。「ラブラビ?」と聞くと、「ドロゥ」と言う。おいでおいでと手招きするから近づいていくと、スプーンにすくって口に入れてくれる。うう〜ん、うす甘くて、色は薄いグレーで、どろどろしていて、豆の粉を甘くしたようなものだった。きっと、食べていくうちに好きになるんだろうな・・・。

夕日が沈みそうな頃になると、鳥がいっせいに群れを作って舞う。それは、夥しい数の鳥がいろんな形を作って飛び交う。見ていて飽きない。ずーっと見とれてしまう。日が沈むといっせいに木々の中に入ってしまう。夕日はそれそれは美しい。


posted by Yuko at 00:00| 旅行:モロッコ≈チュニジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする