2006年08月03日

ローマ レストラン「La Rosetta」

昨夜ローマに到着。

ランチに、カンポ・デ・フィオーリィのホテルから近い、パンテオンにある「ラ・ロセッタ」に行った。

ウンブリア産のスプマンテで喉を潤して、前菜は、

@牡蠣2個、ボンゴレ1個

Aガンベリーニ(海老)のクリーム煮、飯蛸とズッキーニのフリット、蛸とフライポテトとトマトのマリネ

 ここまで前菜。さっぱりしていて、スプマンテに良く合う。

Bパッパルデッレ(太いパスタ)のボンゴレと海老とムール貝の剥き身のトマトソースのパスタ

 貝がいっぱいで、パスタもアルデンテでスッゴク美味しい!

C鯛のフィレの蒸し煮 レモンソースとインゲンソテー

 レモンが利いていてこれもさっぱり

Dフランボワーズとアプリコットと桃のソルベ

この店は、8月は休みに入る。だから、今日開いているのは目面しい。オーナーがシシリー島出身と言うこともあり、魚料理の店だ。お客さんの年齢層はかなり高い。しかも、オレンジ色の椅子からはみ出しそうな男性客が多い。

パンテオンの広場の横と言うこともあり、観光客が気軽に覗かないように、ドアに鍵がかかっている。入るときはベルを押して待つ。なかなか出て来ない。思わず帰っちゃおかなー、と思うほどだ。しかし、それに反して、料理は実にテンポ良く出て来る。

担当のカメリエーレ(ウエイター)が、食べ終えた皿を引くたび、「すぐにお出しします」と言って、本当にすぐ出て来る。プロだっ。お客さんのスピードを良く見ている。昔の日本のレストランみたいだ。

日本では、スローフードとか、ゆっくり食事を楽しんでいただきたいからと言う名目で、恐ろしく料理が出てくるのが遅い店が多い。しかし、最近のイタリアやフランスに来て、日本のレストランより遅いところはまず無いのだ。料理をゆっくり食べていただくというのと、出すのが遅いと言うのは違う気がする。言い訳に過ぎないと思う。お客さんの食べる速度をちゃんと見ていて、それに合わせて出す努力が必要だと思う。

前菜が出て来るまで、食前酒を楽しんで、と言われても、空腹時の食前酒から前菜が出るまで長すぎると、お酒が弱い私なんぞはクラクラしちまうのだ。 
posted by Yuko at 00:00| 旅行:イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする