2005年01月05日

コルシカ島・Calvi

やたら横揺れが激しい列車で、カルビィという町に向かう。

運転手が落ち着きが無い。すでに電車は走りだしているというのに、運転席を離れて、上着を後方の座席に置きに行ったり、タバコを取り出したり。立ったり座ってみたり。横の車掌と話すときも、前を向いているわけでなく、車掌に向かって話してる。こらぁ!前を向かんかい!とつっこみたくなる。あらら、今度は、乗客まで加わって両横を見てるよぅ・・・。

枯れ木に赤い実がびっしり付いた木が、両側に続いてぼーっと赤い道が続く。

L’Ile−Rousseという、海辺の可愛い町に着くまでは、ひたすら山の中を走った。外は暖かいのだろう。そんな柔らかい光だ。エメラルドグリーンの海の中の所々が、珊瑚のせいだろう、ライトブルーに輝いている。遠くの海は、風のせいなのか、波のせいなのか、カモメが海全体に散らばったみたいな波頭がいっぱい。波打ち際はミルクを溢した様な乳白色だ。

ふと、気が付くと、乗務員3人以外、客は私一人だ。2両編成の電車を独り占めだ。城砦が見えてきた。到着したのだろう。

ホームを横切って、2分ばかり歩くと、昨夜予約したHotel Balaneaが見えてきた。

海側の404号室にしてもらった。ベランダから見えるのは海と雪を被った険しそうな山々。左に城砦。右にヨットや舟が停泊している湾が。

散歩がてらランチに行こうとホテルを出ると、商店街はどこも休みだ。レストランさえ開いている所が少ない。シーズンオフの海水浴場のようだ。

開いているのは、昼はピザリアだけだ。しょうがない、ピザを食べた。

風が強い。城砦の中に入ってみた。静かだ。観光客はほとんどいない。

夜、開いているレストランで、なんかいい感じの店に入った。暖炉に火が入っているのに、お客さんは私一人。寒々しい。

しかし、料理は美味しかった。

魚介のスープ。地元の魚にポレンタと野菜がたっぷりのっている。やはり、ローマ、ピサ、ジェノバと侵略の歴史を歩んできたためだろう、イタリア料理に近い。ベェネトの名物ポレンタがどこでも出てくる。
posted by Yuko at 00:00| 旅行:フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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