2005年01月03日

コルシカ島・Ajaccio

スーツケースをホテルに預けて、小さな荷物のみでアジャクシオに行くことにした。ナポレオン生誕の地だ。

一日に4本くらいしかない電車に乗る。2両編成の小さな赤い電車だ。もちろん単線だ。

中央の煙突から煙が出てる。なんかのどかで嬉しい。道のりは4時間。

コルシカの荒々しい海岸を走る電車の窓の外は、春のような景色が続く。タンポポより小さい、黄色い花が咲いている。昼近くになると、16〜18度位にはなるらしい。昨日も今日も温かい。

少し走ると、山の中にぐんぐん入っていく。途中の駅には乗る人も少ない。赤い実がびっしりついた枯れ木のような木が続いたと思ったら、だんだん白くなってきた。霧かなぁ、と思ったら、霜だっ。一面霜だ。薄氷が張った水溜りまであって嬉しくなる。ああ、子供の頃、よく霜を踏んで学校に行ったなぁ・・・。氷が張った水溜りは足で踏んで潰しまくって歩いた。

そういえば、オジギ草というのが、登校途中にあった。私達は眠り草と呼んでいたのだが、冬に霜や氷を踏みつけて歩く代わりに、春からはこの、眠り草を片っ端から触って、葉が閉じる様を見て、満足して学校に向かった。たまに、私より早く眠り草に触ったヤツがいて、すでに閉じた草を見て、がっくり肩を落として歩いた日もあったっけ。

急に、どうしても霜を踏んでみたくなった。

CORTEという駅で、電車が止まったと思ったら、降りて、あのバスに乗り換えろと、降ろされてしまった。もちろん、霜を踏みまくってからバスに乗った。嬉しいぃ・・・。

バスは走り出したと思ったら、一面霜景色だ。荒々しい山が連なる。頂には雪が。バスは線路の脇を走ってる。線路は雪で覆われていた。道路の両横は雪掻きされてある。途中、小さな村の中を通る。小さな店もある。教会も。まだまだ雪の道を走る。山も追っかけてくる。崖の上に重なるように家が建っている。沢の下方にも村が見える。

少しづつ、冬景色が薄らいできたと思ったら、馬がいた。牛も、羊も。小さな小さな子羊もいる。クリスマス料理のベビーラムが浮かんだ。手が届くような近さにいる。もったいないなぁ・・・。

アジャクシオに着いた。大きな町だ。海の近くだから暖かい。コートが邪魔だぁ。

観光局は昼休みだ。ホテルは海岸の方か、街中にしようとおもっていたら、なななな〜んと、ホテルは軒並みお休み。ええっーつ!ホテルが休みぃ!?やっと1軒、今日から営業という、HOTELナポレオンに泊まる事にした。クリスマスから1月の初めまで連休するホテルが多いそうだ。バスティアでは、皆んな開いていたけど・・・。

レストランU Pampasgioluに行った。

お薦めのVin ole myrtheというアペリティフを飲んだ。少し癖がある甘いお酒だ。

コルシカ料理のお薦めを食べた。

子羊とオリーブとトマトのシチュー、ヤギのチーズとほうれん草のキッシュ、トマトの肉詰め、うずら豆と野菜と生ハムのお百姓さんスープ、とうもろこしのポレンタに肉のソースかけ、ヤギのチーズに無花果とくるみのジャム添え、コルシカ産生ハムいろいろ。

さすがに食べ切れませんでした。
posted by Yuko at 00:00| 旅行:フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする