2006年11月08日
人も猫も話せばわかるってことかぁ・・
うちの愛猫ミーちゃん(本名ミケランジェラ)は、自分の家をここと決めて、13年以上居座っている。最近は歳のせいか、よく鳴く。人がたくさんいる時には鳴かないので、「おとなしい猫ねー」とよく言われるが、私一人しかいない時は、鳴きまくる二重猫格である。
仕込みの邪魔になるので、膝を交えて話し合うことにした。まぁ、一方的ではあるが・・・。
「あのさー、ミーちゃんさぁ、私は朝からずーっと仕込みしてるのよ。しかも、私は猫アレルギーなのよ。だからさ、遊んで遊んでと鳴くけど撫でてあげたら、その度、手を洗わなくちゃいけないのよ。仕事も遅くなっちゃうしさー。ミーちゃんの餌代も稼いでるんだから、我侭言わないで少し静かにしてくれないかなぁ・・・」
功を奏してか、その後、断然静かになった。まぁ、人も猫も話せばわかるってことかぁ・・・。
そう、膝を交えてで思い出した。
仕事を終えて、帰ろうとして店を出たところで、「分とく山」の板長の野崎さんに会った。交差点まで話しながら歩いた。
「料理屋を斬る」だったか、そんな名前の本や「行ってはいけない高級料理店」と言うような名前の本か新聞記事かを書いている人を見つけたと言う。「分とく山」も書かれたとか。
書いた本人は偽名を使って、料理屋の名前はもちろん実名で書いてるのだ。フェアじゃないなぁ。ペンネームといえば聞こえはいいが、顔も公表していないのなら、偽名と言われてもしょうがないと思うのだが。
自分の身は守って、悪口を書き放題で、本を出して稼いでるなんて美しくない生き方だと思う。
私も、Yahooのサイトに食べ歩きのコラムを連載しているが、名前は本名だし、顔写真も公表している。批評も書くが、責任を持って書いているつもりだ。
野崎さんは「膝を交えて一度話がしたい」と電話したらしい。すると、話がしたいと言っただけなのに、弁護士を通して話すと言ったらしい。「道は正々堂々と歩きたいものですね」と言ったら、日に2度店の前を歩く近所の住人であるのに、店の前をその日から歩くことはなくなったらしい。
ちいーせぇーやつぅ!
そういえば、招福楼の板長が、何かの本での書き込みで「招福楼ともあろうところが、前菜にスルメを出した」と書かれてたとか。
スルメを出したことはないので、変だと・・・。時期を考えて、それは、明らかに干し子(なまこの卵巣を干したもの)の事だ。間違って書かれても、こっちは言い訳できないので困る。と言っていた。
書くことは結構だが、味もわからんやつが書くな!勉強しろぅ!である。
広島から、元バイト(20年位前)のまっさんが同級生の水戸君と来店。
まっさんは実家が製粉工場を経営していることもあり、その粉を使って、稼業を広げるべく和菓子の学校に通っていた。その当時にバイトをしてくれていたのだ。実家の広島に帰ってからは、度々、広島牡蠣を送ってくれていた。
その度、スパイシービーフを作って送らなければならなく、めんどくさいので、「送ってくるなー」とよく言ったものだ。
しかし、送ってくる。「広島牡蠣は好きじゃないから送るなー」と言っても、「何てこと言うんですかぁあ!」と反発しながら送ってきた。
広島牡蠣は日本料理向き。フレンチは三陸牡蠣が良く合うのだ。
まっさんの同級生の水戸君のお子さんはすでに中学生。高校進路を決める時期に来ている。
「子供が、高校は美術系に行きたいって言うんよー。大学進学のときに専攻すればいいから、高校は普通科に行けって言ったんだ」と言う。
私は、子供さんが行きたいって言うんなら、そうさせてあげたら。と、つい余計なことを言ってしまった。が、止まらなかった。
スタッフの奈央ちゃんも、大きくうなづいている。親の説得で、進路を変えてしまった悔いがあるのだろう。
子供は潜在的に突き動かされるものを知っている。本能のようなものだ。私にも覚えがある。
「父さんはこう思うが、最終的には自分で決めていいから」と言ってやってほしいなぁ。父親としての意見を言って、選択肢として提案はしても、決めるのは本人に任せてあげてほしい。何をどう考えて決めたか、じっくり訊いてあげて欲しい。
親からみて、いつまでも子供に思うものかもしれないが、自分がその歳頃を思い出してみて欲しい。結構、深く考えていたと思う。確かに、十数年生きてきただけで、将来の選択は出来ないかもしれないが、好きな分野の勉強は楽しいし頑張れるよ。
仕込みの邪魔になるので、膝を交えて話し合うことにした。まぁ、一方的ではあるが・・・。
「あのさー、ミーちゃんさぁ、私は朝からずーっと仕込みしてるのよ。しかも、私は猫アレルギーなのよ。だからさ、遊んで遊んでと鳴くけど撫でてあげたら、その度、手を洗わなくちゃいけないのよ。仕事も遅くなっちゃうしさー。ミーちゃんの餌代も稼いでるんだから、我侭言わないで少し静かにしてくれないかなぁ・・・」
功を奏してか、その後、断然静かになった。まぁ、人も猫も話せばわかるってことかぁ・・・。
そう、膝を交えてで思い出した。
仕事を終えて、帰ろうとして店を出たところで、「分とく山」の板長の野崎さんに会った。交差点まで話しながら歩いた。
「料理屋を斬る」だったか、そんな名前の本や「行ってはいけない高級料理店」と言うような名前の本か新聞記事かを書いている人を見つけたと言う。「分とく山」も書かれたとか。
書いた本人は偽名を使って、料理屋の名前はもちろん実名で書いてるのだ。フェアじゃないなぁ。ペンネームといえば聞こえはいいが、顔も公表していないのなら、偽名と言われてもしょうがないと思うのだが。
自分の身は守って、悪口を書き放題で、本を出して稼いでるなんて美しくない生き方だと思う。
私も、Yahooのサイトに食べ歩きのコラムを連載しているが、名前は本名だし、顔写真も公表している。批評も書くが、責任を持って書いているつもりだ。
野崎さんは「膝を交えて一度話がしたい」と電話したらしい。すると、話がしたいと言っただけなのに、弁護士を通して話すと言ったらしい。「道は正々堂々と歩きたいものですね」と言ったら、日に2度店の前を歩く近所の住人であるのに、店の前をその日から歩くことはなくなったらしい。
ちいーせぇーやつぅ!
そういえば、招福楼の板長が、何かの本での書き込みで「招福楼ともあろうところが、前菜にスルメを出した」と書かれてたとか。
スルメを出したことはないので、変だと・・・。時期を考えて、それは、明らかに干し子(なまこの卵巣を干したもの)の事だ。間違って書かれても、こっちは言い訳できないので困る。と言っていた。
書くことは結構だが、味もわからんやつが書くな!勉強しろぅ!である。
広島から、元バイト(20年位前)のまっさんが同級生の水戸君と来店。
まっさんは実家が製粉工場を経営していることもあり、その粉を使って、稼業を広げるべく和菓子の学校に通っていた。その当時にバイトをしてくれていたのだ。実家の広島に帰ってからは、度々、広島牡蠣を送ってくれていた。
その度、スパイシービーフを作って送らなければならなく、めんどくさいので、「送ってくるなー」とよく言ったものだ。
しかし、送ってくる。「広島牡蠣は好きじゃないから送るなー」と言っても、「何てこと言うんですかぁあ!」と反発しながら送ってきた。
広島牡蠣は日本料理向き。フレンチは三陸牡蠣が良く合うのだ。
まっさんの同級生の水戸君のお子さんはすでに中学生。高校進路を決める時期に来ている。
「子供が、高校は美術系に行きたいって言うんよー。大学進学のときに専攻すればいいから、高校は普通科に行けって言ったんだ」と言う。
私は、子供さんが行きたいって言うんなら、そうさせてあげたら。と、つい余計なことを言ってしまった。が、止まらなかった。
スタッフの奈央ちゃんも、大きくうなづいている。親の説得で、進路を変えてしまった悔いがあるのだろう。
子供は潜在的に突き動かされるものを知っている。本能のようなものだ。私にも覚えがある。
「父さんはこう思うが、最終的には自分で決めていいから」と言ってやってほしいなぁ。父親としての意見を言って、選択肢として提案はしても、決めるのは本人に任せてあげてほしい。何をどう考えて決めたか、じっくり訊いてあげて欲しい。
親からみて、いつまでも子供に思うものかもしれないが、自分がその歳頃を思い出してみて欲しい。結構、深く考えていたと思う。確かに、十数年生きてきただけで、将来の選択は出来ないかもしれないが、好きな分野の勉強は楽しいし頑張れるよ。
ラベル:ミケランジェラ