2003年07月13日

「谷田木材」とレストラン「La Napoule」

早朝6時前に起きて、殿と八ヶ岳の達人夫妻と4人で沼津にしゅっぱ〜つ!

スポーツジム仲間でお客さんのトムから、店を改装するんならいい木が何処よりも安く手に入るよ!と、教えられた。その木材屋さんが木場じゃなく、沼津にあると言うので、殿たち「材木好き」を誘ったのだ。車もあるし運転手もやってくれるし、使い勝手いいし・・・。

殿からそれじゃぁ、昼は小田原の早川港前のフレンチにして、湯本温泉でゆっくりして寝て、夕食は小田原のうまいすし屋で食べて、帰るという、すばらしいメニューが送られてきた。のったぁ!!!

「谷田木材」の窪田さんが待っていてくれた。とってもいい人だった。どういい人か言うのは難しい。都会が忘れた、心温まる人。疲れた心に染み透るあったかい人だった。

〈木と語ろう〉会を主催しているようだ。ひょっとしたら、タンポポじゃない、木とお話ができる人かも・・・。木が大好きと言う〈木の達人〉だ。この人の〈気〉が入った〈木〉を買いたいと思った。どうしても買っていくぞぅ!

すぐ見つかった。東京の3分の一の値段だと思う。八ヶ岳の達人は「一桁違うよぅ・・・」と、驚いている。殿はまた、古民家の障子がはずせる戸を4枚買っているよぅ。「また、買うのぅ?何処に入れるの?また増築?不法建築?」と言うと・・・。

「夏用の戸にするんだ・・・」と、嬉しそう。

「じゃぁ、今ある戸はもらってあげようか?」

「う、いい・・・」と、そっぽ向いてる・・・。

八ヶ岳の達人は、庭に来る小鳥たちの為に、巣箱をいっぱい買った。

二人とも、近く改築する家や部屋のプランがあるようで、窪田さんにまとわりついてる。

私は、すぐ決めたよ。アフリカの木。ブジンガとか言ってたけど・・・。これで店のカウンターが一枚板でできるよ。嬉しいな。

トイレの手洗いのとこの木と、天井の梁も決まった。

ついでに、木の倉庫がある場所で、出張野外合同ピクニック計画も決まった!窪田さんにはまだ話してないけどね。だって、スッゴクいいところなんだ。山があって、お茶畑があって、竹林があって、緩やかな丘からの景色は盛りたくさん!

帰りがけに大工さん、瓦職人さんがやってきて、竹墨を大きな袋にいっぱいくれちゃったりして。

感激しながら、ひたすらお昼ご飯に向かって出発!

途中渋滞にあって、13時近くに早川港に着いた。目的の「ラ・ナプール」は白基調の素敵なお店。とにかくシャンパン!達人の奥様が帰りの運転引き受けたもんだから、殿は「うっ!飲めるぞぅ!」という顔してる。心の底から嬉しそう。

私は夏牡蠣のサラダとカワハギのちりめんキャベツ包みとフォアグラのポワレとイチジク。デザートは桃のサバラン。

殿は雲丹の冷たいスープだったかな。メインはカサゴを食べてた。達人もカサゴ。達人の奥さんは鰹のエスニック風サラダと、あとは私とほぼ同じ。

どれも美味しかったよ。ワインもランドックの白が美味しかったなぁ・・・。私は酔っ払ったのでこのワインの仕入れは達人に任した。
posted by Yuko at 00:00| 食歩:フランス料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする