2019年11月22日

奇跡…

2年前の正月休みに、友人と沖縄に行った。
その時、友人と別行動で、35年前に店でバイトしてくれていて、現在は沖縄に住んでいるYさんに会いに行った。

うちでバイトしてくれていた時は、ランプ職人で、注文で、和紙を使って素敵なランプを作っていた。当時は、外国人のお客さんがついていた。

今は、植物を育てている。高台の一軒家には、南国の植物がいっぱいだった。

そのYさんが、急性骨髄性白血病で入院しているという。
ドキドキしながら、Yさんに電話をしたら、とっても元気で、すぐ、退院するからと言う。

しかし、Yさんに近い友人から時々来る情報からでは、結構深刻な状態だった。
両親はすでに他界。お兄さんが、多治見で酒屋をやっていると言うが、その情報を本人が頑としてくれなく、連絡が取れなくて困っていると言う。

本人は、弱っているところを見られたくないし、弱気になるからこないでほしいと思っているのかと。彼の性格を考えて…想像していたが、これから治療に入る段階で手続き上、親族との連絡が取れないでは困ると言う。

岐阜県多治見、酒屋と言うだけの少ない情報から、ネットで検索しては電話をかけた。
私の記憶から、多治見ではない…確か、空港の近くとか言っていたような記憶があった。そうだ!確か…。岐阜ではない。愛知県だ!

検索して、3軒目で、昔、酒屋で今は雑貨など珍しいものを物販している店を見つけた。Yさんのお兄さんなら、普通の商店をやっていないはずと見当をつけたのだ。
電話をしたら、お兄さんが電話に出られた。
声も話し方も本人と同じくらい似ている。
確信を持ちながら、「つかぬ事を伺いますが…」と。
奇跡だ!

連絡が取れて、病気も回復に向かうよう、奇跡が起きますように。
posted by Yuko at 16:16| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする