2018年02月11日

母に会いに行く

3ヶ月ぶりに母に会いに行った。

たった3ヶ月で母はすっかり痩せて骸骨みたいになっていた。
3ヶ月前はニコニコ笑って、持って行ったお寿司も甘いものも、美味しい美味しいと言って食べたし、私より体重はあったはず。

夢うつつ状態で、やっと、生きてるみたい。
もう、頷くだけで話もできないみたいだ。
ズシンと胸の奥が痛む。

話しかけると、返事をするし、私だとわかっているみたい。

指、足の爪切りを、ゆっくり、細心の注意を払ってする。
ヒルドイドで、足、手、顔とマッサージして、目ヤニも丁寧にとる。

叔母に報告しなければいけないので、サロンに行って電話する。
電話を終えて、母の元に戻ると、さっきより焦点が合う目で私を見て、
「ありがとう」と言う。
私も「ありがとう」と返す。
三度ありがとうと言って、私も返して、夢うつつの状態に戻った。

「眠るまでいるからね」と、言うと。
目を開けたり、閉じたり。閉じたと思ったら、開けて私を確認してるみたい。
眠ったから帰ることにした。

私の大切な人は、桜の季節に亡くなる。
父も友人も。
母は、桜の季節までかと…。

苦しまないで老衰していくのだとおもう。

自然な形だね。
その日が来たら拍手で送りたい。


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posted by Yuko at 23:00| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする