2004年09月19日
イタリア料理「ACCA」
いつもの日曜の朝1番に行く場所。スポーツジムに行く。
4,5年前はベンチプレスを中心にやっていて、優勝候補であった。私がどんどん力がついてくるので、インストラクターのトレーニングもどんどんハードになっていった。
「あのさ、私は持続力がつけばいいから」と言っても、
「是非、大会に出ましょう!優勝間違いなしです!」
「やだ!絶対やだ!恥ずかしいじゃん・・・」
家から歩いて1分の現在のジムに移ってから、ダンベル中心にマイペースでやっている。25キロのダンベルを150回挙げるのを手始めに、7、8種類の筋トレ中心に1時間半過ごす。それ以上はジムにいることはない。あまり好きな場所ではないからだ。
私が、料理人をしていなかったら、ジムに通うことはないと思う。外を走ったり、プールで泳いだりするくらいだろう。男性でも腱鞘炎や腰を痛めたりする仕事である。筋力でカバーするしかないのだ。だから筋トレは、プロとしての必須科目なのである。
マンジャーレとランチをした。広尾のイタリアン「アッカ」だ。マンジャーレとはお互いの誕生日を奢りあっているのだが、時間がなかなかあわなくて、ランチにしたのだ。待ち合わせの時間に5分遅れて入っていくと、両隣にうちの店に何度か来ているお客さんが・・・。
トレーニング後のすきっ腹にシャンパンをグイグイお代わりしたせいで、心地よく酔っ払ってしまった。
料理はお任せ。メインは肉料理にした。う〜ん。あいまいだなあ。よく覚えていないんだなコレが。美味しかったよん。肉はチキンだった。前菜は野菜がいっぱいで、魚や貝やの盛り合わせで・・・。でもって、パスタも美味しかったけど、なんだったかな・・・。酒のせいだぁ・・・。
夕方、すっかり酔いも醒めた頃、骨董どおりの小さな美容院「ふくるる」に行った。前髪が伸びてしまい、フェースラインだけパーマをかけてもらいに来たのだ。担当のハル君は仕事がとっても丁寧なので、全頭パーマをかけると、8時間かかってしまうのだ。
今日は、4時間ぐらいだろう。ハル君のシャンプーは世界一上手いと思う。30分はシャンプーしている。シャカシャカ細かめのバイブレーションなのだ。コレだけでもストレスが飛ぶ。
他にお客さんが2人入っていたのだが、そのお客さんたちも帰った。ハル君の他に2人スタッフがいる。「お客さんユーコさんだけだから、ゆったりしてて」という。「踊ってもいい?」
何の話からだったか、カメラの話になった。そこで、私が「折り紙でカメラ作れるよ。その中にフィルムを入れるの。紙に似顔絵描いて入れるの」と言うと、一人が、うちの子供に教えたいからというので、ハル君がロットを巻いている間、折り紙教室になった。そのほかにも色々紙で作れるのだ。
だんだんエスカレートして、「長い椰子か、シュロの葉っぱがあったら、バッタ作れるんだけどなぁ」と言うと、スッタフ2人とも外に散らばっていってしまった。一人は細いけど、小さすぎる葉っぱをもって帰ってきた。「小さすぎてコレはダメね」もう一人が、シュロの葉を持ってきた。
「どこにあったの?」「大家さん所から・・・」
1分で作れるんだ。皆んな大絶賛!「教えて!!!」「じゃあ、この葉っぱをもっといっぱい取ってきて」
ハル君はせっせとロットを巻き終えて、今度は、液をかけたり、着々とお仕事が進んでいる。「後で、僕にも教えてねっ」と、ハル君。
2人とも真剣に作る。指先が器用なんだろうなぁ。2回ゆっくり教えながら作ったら、完全に覚えてしまった。
ハル君の仕事も終わった。
このハル君は仕事に妥協しない。だから、時間はかかる。私は、いつも時間がない。だから、普通なら3時間半で終わる美容室に行きたいのだが、8時間の時間を何とか作っても、ここに来る。こういう、本物のプロの仕事を見ていたいのだ。昨日の、グッケンハイムキューブ館の建築チームの野口さんも本物のプロだ。二人とも職人と言うより、アーティストだと思う。とっても刺激されるのである。心地よいのである。
4,5年前はベンチプレスを中心にやっていて、優勝候補であった。私がどんどん力がついてくるので、インストラクターのトレーニングもどんどんハードになっていった。
「あのさ、私は持続力がつけばいいから」と言っても、
「是非、大会に出ましょう!優勝間違いなしです!」
「やだ!絶対やだ!恥ずかしいじゃん・・・」
家から歩いて1分の現在のジムに移ってから、ダンベル中心にマイペースでやっている。25キロのダンベルを150回挙げるのを手始めに、7、8種類の筋トレ中心に1時間半過ごす。それ以上はジムにいることはない。あまり好きな場所ではないからだ。
私が、料理人をしていなかったら、ジムに通うことはないと思う。外を走ったり、プールで泳いだりするくらいだろう。男性でも腱鞘炎や腰を痛めたりする仕事である。筋力でカバーするしかないのだ。だから筋トレは、プロとしての必須科目なのである。
マンジャーレとランチをした。広尾のイタリアン「アッカ」だ。マンジャーレとはお互いの誕生日を奢りあっているのだが、時間がなかなかあわなくて、ランチにしたのだ。待ち合わせの時間に5分遅れて入っていくと、両隣にうちの店に何度か来ているお客さんが・・・。
トレーニング後のすきっ腹にシャンパンをグイグイお代わりしたせいで、心地よく酔っ払ってしまった。
料理はお任せ。メインは肉料理にした。う〜ん。あいまいだなあ。よく覚えていないんだなコレが。美味しかったよん。肉はチキンだった。前菜は野菜がいっぱいで、魚や貝やの盛り合わせで・・・。でもって、パスタも美味しかったけど、なんだったかな・・・。酒のせいだぁ・・・。
夕方、すっかり酔いも醒めた頃、骨董どおりの小さな美容院「ふくるる」に行った。前髪が伸びてしまい、フェースラインだけパーマをかけてもらいに来たのだ。担当のハル君は仕事がとっても丁寧なので、全頭パーマをかけると、8時間かかってしまうのだ。
今日は、4時間ぐらいだろう。ハル君のシャンプーは世界一上手いと思う。30分はシャンプーしている。シャカシャカ細かめのバイブレーションなのだ。コレだけでもストレスが飛ぶ。
他にお客さんが2人入っていたのだが、そのお客さんたちも帰った。ハル君の他に2人スタッフがいる。「お客さんユーコさんだけだから、ゆったりしてて」という。「踊ってもいい?」
何の話からだったか、カメラの話になった。そこで、私が「折り紙でカメラ作れるよ。その中にフィルムを入れるの。紙に似顔絵描いて入れるの」と言うと、一人が、うちの子供に教えたいからというので、ハル君がロットを巻いている間、折り紙教室になった。そのほかにも色々紙で作れるのだ。
だんだんエスカレートして、「長い椰子か、シュロの葉っぱがあったら、バッタ作れるんだけどなぁ」と言うと、スッタフ2人とも外に散らばっていってしまった。一人は細いけど、小さすぎる葉っぱをもって帰ってきた。「小さすぎてコレはダメね」もう一人が、シュロの葉を持ってきた。
「どこにあったの?」「大家さん所から・・・」
1分で作れるんだ。皆んな大絶賛!「教えて!!!」「じゃあ、この葉っぱをもっといっぱい取ってきて」
ハル君はせっせとロットを巻き終えて、今度は、液をかけたり、着々とお仕事が進んでいる。「後で、僕にも教えてねっ」と、ハル君。
2人とも真剣に作る。指先が器用なんだろうなぁ。2回ゆっくり教えながら作ったら、完全に覚えてしまった。
ハル君の仕事も終わった。
このハル君は仕事に妥協しない。だから、時間はかかる。私は、いつも時間がない。だから、普通なら3時間半で終わる美容室に行きたいのだが、8時間の時間を何とか作っても、ここに来る。こういう、本物のプロの仕事を見ていたいのだ。昨日の、グッケンハイムキューブ館の建築チームの野口さんも本物のプロだ。二人とも職人と言うより、アーティストだと思う。とっても刺激されるのである。心地よいのである。