Kitchen 5 Magazine | キッチンファイブマガジン

近所のK子ちゃんと鮨がテーマで、新規開拓計画をしていた。
第1候補が西麻布の「麻葉」。

麻葉は今度行くことにして、今日は第2候補の「鮨いち」に行くことにした。
好きな店や本など情報交換しているお客さんのTさんのオススメだ。

場所はうちの店から歩いて5分。
通りで、場所に迷ってるK子ちゃんを見つけたから、取り押さえて連れて行く。

入るとほぼ満席。L字カウンター席9人だけで2回転？！
常連のお客さんが多いようだ。同伴っぽいカップルや、接待っぽい3人とか…。

若い大将とお弟子さんと、女将さんらしき方がサービス担当。

予約時に、18千円のかなりたっぷりのコースと、軽めの13千円のコースから選んでと言われたので、2人とも割と少食だから、13千円コースをチョイスしてあった。
⚫︎毛ガニとウニの土佐酢ジュレの小鉢
⚫︎生いくらの醤油漬け(k子ちゃんはしめ鯖。私は鯖アレルギーだし)
⚫︎タコのお造り3種
⚫︎鱈の白子 霙あん
⚫︎鯵 ごま醤油
⚫︎鰻の握り
初めて出た握りが苦手な鰻。「シャリが柔らかすぎだぁ」と小さい声で言ったら、K子ちゃんも同感同感と何度もうなづく。最近はやりの、フレンチスタイルで、工夫はあるけど、シャリがダメだわぁ。
⚫︎カマスの松茸巻き 酢橘添え
⚫︎スペシャリタの釧路産のバフン雲丹 ご飯に混ざった雲丹は函館産
スペシャリタです。と言われて出てきたのは、スプーンに乗ってる雲丹。
⚫︎松茸の吸い物は、雲丹の口直しとか
⚫︎ノドグロの握り
⚫︎墨烏賊握りは塩で。
⚫︎鰤カマ煮
⚫︎北海道 戸井産の中トロ握り
手に海苔を渡され、そこに握りを置いてのパフォーマンス。
⚫︎白海老の昆布〆握り
⚫︎ネギトロ
⚫︎つみれ(鯵と鰯の)汁
⚫︎卵焼き
⚫︎栗 アイス 梨 小豆 芋羊羹のパフェ
⚫︎グレープフルーツフレーバーの緑茶

めちゃめちゃお腹いっぱい。18千円だったら最後まで行けないと思う。
工夫はしているし、感じ良いし、気遣いも良いけど、シャリが好みじゃないと鮨の場合は致命傷。だからと言って、鮨と同じくらい出てくる料理も普通。特筆すべきものも心に残るものも無かった。普通すぎる。
たまたまかも知れないが、椀ものは塩が強すぎる。煮物も。

コスパ最高だし、サービスは好感持てるけど…。