2019年10月31日

恵比寿「ビストロ ジャズ喫茶」

お客さんのTさんが最近よくいらっしゃる。東麻布の「レトロ」で紹介されたと。そのレトロとTさんの紹介で、「ビストロジャズ喫茶」に行くことにした。

ビストロなのか喫茶店なのか思わずツッコミ入れたくなるが…。きっと、ジャズ喫茶のような雰囲気がお好きなオーナーシェフなのだろう。

レトロもビストロジャズ喫茶も、四谷の北島亭出身の料理人が独立した店だ。

所謂ヌーベルキュイジーヌ系の店へはほとんど行かない。コートドールや北島亭のような、質実剛健な飾りで逃げない潔い料理が好きだからだ。
たった1人でやっている女性オーナーシェフだとか。

早速、予約することにした。
「初めてですか?」と問われ、
「Tさんと麻布レトロで紹介されて…」と言い終わらないうちに、
「あ!Kitchen5!」と。
「えー!どうしてわかったんですかぁ!」

な、訳で、豊食姉妹妹Yちゃんと、Yちゃんと同じ金沢出身のHさんと3人で予約した。
いつも早めに来るYちゃんは相当、道に迷ってる様子。
通りまで出て誘導する。
Hさんもやっと仕事を抜け出し、タクシーも捕まって、到着。
少し、わかりにくい場所かも。

地下一階の店に入るときは、インターフォンを押すようだ。女性1人でやってるし、地下だからそれが賢明だと思う。
なるほどジャズ喫茶というネーミングが頷ける内装だ。
カウンター席のみで、今は6人。たぶん、MAX7人か8人だろう。

シャンパンとかそれぞれチョイスして乾杯!
メニューを見せていただき、そこには苦手なものがないと確認して、お任せにした。

野菜のテリーヌは、丁寧な作業で、シンプルで美しい。根菜や緑の野菜が多く、しっかりいただける量の前菜。先が期待できる美味しさだ。この始まりでワクワクする。

次は、モンサンミッシェル産ムール貝のポタージュスープ。
美味しい!しか言葉が出てこない。

蟹のクリームコロッケサラダ添え。
美味しい!

メインは、豚肉とラム肉のローストだ。
焼き具合が素晴らしい。
だが、私には多すぎるので、隣半分づつ食べてもらう。これで、デザートまでいけるのだ。

デザートはいつもは1種類だけど今日は2種類ありますというので、2種類づつ頂くことにした。
マロンシャンティとラズベリーとチョコレートのタルト。
どちらもちゃんとした量なのにぺろっと食べられる美味しさだ。
大満足!

ここは、紹介がないと入れないそうだ。
わかるわかる。
東京はいろんな店があって楽しい。
posted by Yuko at 23:26| 食歩:フランス料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする