Kitchen 5 Magazine | キッチンファイブマガジン

朝、4時に起きて、いつも通り始発(5:03)の銀座線に表参道から乗る。
新橋(5:14着)で降りて、バス停行くと豊洲市場行き(5:18)が待ってるので乗り込む。ものすごく満員。

朝日新聞→築地やっちゃ場→場外を通過する。いつも通りの場外の灯りが見える。降りたい衝動にかられる。バスの中の全ての人が、場外を見つめている。
バスは後ろ髪引かれる人々を乗せて勝鬨橋を渡る。

ここまではスムーズだが、ここから徐々に渋滞になって行く。
ピークは豊洲駅から市場に入る右折車線。
20分停滞して少しづつ少しづつ進む。
歩いた方が早いに決まってる。

やっと着いてもここはどこ？！私はどこに行けばいいの？状態。

みんなが呑み込まれる方向に行くが、てんでバラバラになってる。
ターレーのお兄さんに聞くと、親切に教えてくれた。
偶然にも目的地に便利な地点だった。
迷うことなく入る。

どこもすごい小さな売り場だ。
品物を並べるにも、いつも通りというわけには行かず、積み上げられたハッポースチロールの中から探すという具合だ。めちゃくちゃ効率悪し！

私が買う店がわりと近くに集まっているので、それほど迷うことなく店を回れる。

帰りのバス停に行くと、なんと、6時台の新橋行きのバスは2本しかないではないか！
どうなっとるんだ！

みんな、都バスの係りの人に文句言ってる。
「このバスは急行なので2駅しか止まりません」
「何が急行ダァ！こんなに時間かかりやがって！」
「上に言ってください」
「上って空かよ！あんたに言ってもしょうがないけど、言いたくもなるわな。上にはあんたが言ってくれよ！」

「これじゃあ、スーパーなんか、品物が並ぶのに昼くらいになるんじゃないかぁ」
「うちなんかランチやらねーからいいけど、ランチやってる店は大変だね。間に合わないんじゃないか」
「役人の机の上でやる事はコレだよ。現場の声なんか聞いちゃいねぇ。やっちゃ場を1ヶ月前に引っ越しさせておけば、少しはマシだったよね〜」
「2号線が開通するのが1ヶ月後だって？！ホント馬鹿だよね」

バス停でもバスの中でもあちこちで愚痴が聞こえる。
私は、癌センター前で降りて、日比谷線の築地駅まで歩いた。
場内入口で、ストやってる。がんばれー！
もちろん、築地があのままでいいわけない。
でも、豊洲でいいのか！
築地が恋しいよ〜！

店に帰り着いたのが、8時5分前。
信じられない！
なんと言う事だ！
いつもなら、6時35分に着いてる(ToT)