2017年07月13日

日本料理「花楽」

今月は入院している友人が多い。来週はお見舞いのハシゴをせねばだ。
今日は、以前から予約していたので、お見舞いは来週にして、赤坂に向かう。

頼まれたり、寄っかかれたりすることが多い私だが、今日のメンバーは唯一私が寄っかかってるかも。

うちの店のHPやメニューや音楽まで頼ってるホセと、昔、飼っていた猫のミーちゃんを長旅の度に快く預かってくれていたYちゃん。そして…
アッ!…あきちゃんには、おせわになってないわ(^.^)
ま、ジャンルの違いはあるが料理人同士。

先月も鮎は頂いたけど、今回も鮎を所望。

しかも、大好物の湯葉そうめんは、昨年より大盛りにすると固い約束をしたのだぁ。楽しみ楽しみぃ!

@無花果を味醂で蒸したものに胡麻とリンゴ酢を使った白和えを添えて。
無花果は生でいただくのと火を通すのとでは別物の味わいを引き出す不思議な食べ物。火を通すと断然香りが良くなる。

A五色五味五方(なす、トマト、南瓜、シロ芋茎、甘長唐辛子)ジュレ掛け
この出し方は、日本人ならではだと、繊細な調理法にいつも感心する。

B鱧の焼き霜降り 自家製梅味噌 あらい海苔
京都に通っていた頃がある。夏は、これでもかというくらい鱧が出てくる。「食べなはれ」と、鱧しゃぶかわんこ蕎麦か…。暫く、鱧が出てくると、「なんだ、また鱧か!」と、怒りさえ覚えるほどになったものだ。鱧を炙るなんざ、憎いねぇ!断然、こっちが美味い!

C冬瓜の椀物
D合鴨山椒蒸し 揚げたシャインマスカット ブルーベリー 荏胡麻のマスタード添え
E湯葉ソーメン 柏の葉添えで。
湯葉ソーメンは、大好物。ま、誰でも一度食べると虜になる。今日は、約束通りというか越しちゃったね。通常の3倍返しー!

F 鮎 山桃添え
ここの鮎が一番!

G湯葉ソーメンのお代わり
もちろん、代金は取っていただきます。お代わりのソーメンも三輪ソーメン。
こっちのはさっきより細め。
「気がつきましたか?!」と、板長。
(あれ?さっきのは器が大きいのでつい、たくさんすくってしまうからかな?器が口に向かって広がるタイプじゃなく蕎麦ちょこタイプ。だからか、一口に取る量が少ないから食感が違ったのか)と思っていたら…料理人の心だね。
同じように出すのではなく、アンコールは変化も楽しんでもらおうとしたんだ。さすが‼︎

Hトウモロコシご飯 赤出汁 お新香
甘くてうまーい!
これだけで満足。今回は白いご飯はいただかない。

I梅の蜜煮のカキ氷と白小豆の最中醤油焼き
カキ氷なんて、憎いねー!最中の皮は醤油で炙って。香ばしくて、小さなところまでの心遣いに脱帽‼︎
posted by Yuko at 22:00| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする