2017年03月06日
母に会いに行く
今月は仕事以外が、忙しい。
店の更新が3月。
そして、とうとう、陶芸の窯を買った!
「窯買ったんだ」と言うと。
「えええええ!」と、驚かれる
「あのさ、登り窯じゃないんだから。電気の窯だからマイコンの」
自宅に置くので、工事が始まる。台所はいらないかなと思い、台所は店で間に合うから、壊していいよと言うと、棟梁が「いやぁあ、台所は残しときましょうよ」と、反対された。
どうせ、ガスは止まってるし(ガスを全く使ってない時期が15年くらい。東京ガスから連絡があって、基本料金だけ払うのはもったいないからガス止めませんか?と、提案されたのだ)いざという時は、オーブンレンジで間に合うし。
ま、工事も大変だし、カウンターを壊すだけ最小限の工事にすることにした。
その次に、電気工事と窯の搬入工事がある。
そして、3月の第2週からの休日は全て埋まる形になりそうだから、今日は、入院している母のところに行くことにした。
病院は実家の近く。私は実家には6年ちょっとしか住んでいないので、なんだか、「帰る」と言う感情には程遠い。
程遠いどころか、住んでいる間(私はここじゃない。ここは私の場所じゃない)と、いつも息がつまるような日々を送っていた。
嫌な思い出があるわけではないのだが、うまく説明できない…ただただ(違う!)と、いつも思っていた。ここから出なくてはと。
今では、この地区の住人ではないんだから、気軽に行くことができそうなものだが、やはり、当時の感情が蘇ってきて、帰るときは、ホッと小さい溜息をつく。
それでも、母に会うのは楽しみになっている。
少し痩せたみたいだ。
母は、歳を重ねるごとに、綺麗な顔になって行く。
パーツの一つづつが形のいい顔していたんだと、つくづく見つめてしまう。
叔父は、外国人のような彫りの深い顔だったが、母もだ。
本当はいけないのだけど、母が好きな牡蠣のオイル漬けを3個だけ食べさせる。餅類も禁止だけど、好物だから、小さくちぎって口に入れる。
「よく噛んでね」ほんのすこしづつ。
プリンは食べさせてもいいから少しづつ。
叔母に電話して、母と3人で話す。
母は、楽しそうに笑うばかり。いつもそうだ。愚痴も言わない。
爪切りを持ってきたので爪を切ってあげる。私は、母と似ている部分が少ない。
爪の形も、目も、鼻の形も。しいていうなら、髪の生え方くらいか。
足の爪も切ってあげることにした。
唖然とした。
足の爪がものすごく伸びている。
乾燥しているからだろうか。切った爪はボロボロと粉のように砕ける。
丁寧に切って、ヤスリをかけて、乾燥した足にヒルドイドをたっぷり塗って、マッサージをする。
「気持ち良かった?」
「うん。すごく気持ち良かった〜」
後ろ髪引かれながらいつも帰る。
また、来るよ。
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店の更新が3月。
そして、とうとう、陶芸の窯を買った!
「窯買ったんだ」と言うと。
「えええええ!」と、驚かれる
「あのさ、登り窯じゃないんだから。電気の窯だからマイコンの」
自宅に置くので、工事が始まる。台所はいらないかなと思い、台所は店で間に合うから、壊していいよと言うと、棟梁が「いやぁあ、台所は残しときましょうよ」と、反対された。
どうせ、ガスは止まってるし(ガスを全く使ってない時期が15年くらい。東京ガスから連絡があって、基本料金だけ払うのはもったいないからガス止めませんか?と、提案されたのだ)いざという時は、オーブンレンジで間に合うし。
ま、工事も大変だし、カウンターを壊すだけ最小限の工事にすることにした。
その次に、電気工事と窯の搬入工事がある。
そして、3月の第2週からの休日は全て埋まる形になりそうだから、今日は、入院している母のところに行くことにした。
病院は実家の近く。私は実家には6年ちょっとしか住んでいないので、なんだか、「帰る」と言う感情には程遠い。
程遠いどころか、住んでいる間(私はここじゃない。ここは私の場所じゃない)と、いつも息がつまるような日々を送っていた。
嫌な思い出があるわけではないのだが、うまく説明できない…ただただ(違う!)と、いつも思っていた。ここから出なくてはと。
今では、この地区の住人ではないんだから、気軽に行くことができそうなものだが、やはり、当時の感情が蘇ってきて、帰るときは、ホッと小さい溜息をつく。
それでも、母に会うのは楽しみになっている。
少し痩せたみたいだ。
母は、歳を重ねるごとに、綺麗な顔になって行く。
パーツの一つづつが形のいい顔していたんだと、つくづく見つめてしまう。
叔父は、外国人のような彫りの深い顔だったが、母もだ。
本当はいけないのだけど、母が好きな牡蠣のオイル漬けを3個だけ食べさせる。餅類も禁止だけど、好物だから、小さくちぎって口に入れる。
「よく噛んでね」ほんのすこしづつ。
プリンは食べさせてもいいから少しづつ。
叔母に電話して、母と3人で話す。
母は、楽しそうに笑うばかり。いつもそうだ。愚痴も言わない。
爪切りを持ってきたので爪を切ってあげる。私は、母と似ている部分が少ない。
爪の形も、目も、鼻の形も。しいていうなら、髪の生え方くらいか。
足の爪も切ってあげることにした。
唖然とした。
足の爪がものすごく伸びている。
乾燥しているからだろうか。切った爪はボロボロと粉のように砕ける。
丁寧に切って、ヤスリをかけて、乾燥した足にヒルドイドをたっぷり塗って、マッサージをする。
「気持ち良かった?」
「うん。すごく気持ち良かった〜」
後ろ髪引かれながらいつも帰る。
また、来るよ。
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