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2016年10月02日

母に会いに行く

前回は夏休み前に行った。
久々に、今日、母のお見舞いに行く。

新幹線のホームを歩いていると、「ユー子さん!」と男性の声が。
振り向くと、人気俳優のKK君だった。
今や、テレビで観ない日はない。テレビを殆ど観ない私でも、あちこちのコマーシャルに出ているので、毎日のように観る。

「今から仕事なんです。酔っ払ってます」と。それでも、割としっかりしてる感じではあった。
共通の友人にメールしたら、どうも4時まで事務所の先輩と呑んでいたらしい。
若いからできるんだねぇ。寝ていないんじゃない?!
若いってすごい!

母の見舞いには叔母と行くはずだったが、都合で行かれなくなった。

1人で行くのなら、もっと早く行きたかったなぁ。
行かれない時期は母に申し訳なく、度々チクリと痛いのだ。

叔母は、1人で行きやすい平日に行くという。一度に2人行くより、度々訪ねる人が少しでも多い方がいいと思うし、それもいいかも。

母はサロンに他の入院患者といた。
私が見つけるより早く、母は私を見つけて、「来たの?!」と。

母は、年を取るほどに柔らかい表情の、いつも笑顔のお婆ちゃんになった。

「もう、何もかも許せる」と、理不尽な事をされたり、騙されたりした事も、すべて、許せるとある日きっぱり言い切った。

その頃から、母はものすっごく柔らかくなった。愚痴さえ言わない。

いつからか母の顔を見るのが楽しみになっていた。
別れるときは、握手を何度もして、「また、すぐ来るからね!」と言う。

子離れしきった母は、「お正月に来てね」と、かなり先の日を指定する。
「お正月前にも来るよ」と言うと。
ニコニコ笑って「うん」と、子供みたいだ。