2015年06月10日

野良猫事情

近所の野良猫はとうとう5匹に増えてしまった。結構経つ。

4匹は虚勢、避妊手術を終えている。
一匹だけ、小さい猫は警戒心が強く、すばしっこいせいで、捕まえて避妊させるのは諦め気味だった。

そのバケット色の猫が、妊娠しているらしいと、近所の人達から聞いていた。
そして、手術したいから、ボランティアの人から、猫を捕まえる籠を借りたいと近所のおばさんが言ってきた。

そのカゴを設置する手伝いをしたが、果たして、すでに妊娠している猫の手術ということは、避妊と言うより、堕胎ということだ。それもどうかなと。

なかなか捕まらないと言ってきた。
そして、昨日の朝のことだった。
梅雨に入ったというニュースも聞いてはいたが、強い雨の朝だった。
いつもの6時半に歩いて店にきた。

裏の道の真ん中で、私をじっと見るずぶ濡れのバケット色猫がいた。
雨の日の猫はトコトン寝る。
猫は濡れるのが苦手。大嫌いだ。
なのに、滴るように濡れているその姿は、心を揺さぶる。
なんと、凄い母性だ。
人間は、この猫に負けていると思った。
そう…妊娠していたこの猫は、産んだのだ。あの膨らんでいたお腹が、元の大きさに戻っていた。

猫たちの縄張りがある。
餌を離れたところに誘導して、濡れない場所に置いた。
ガシガシ食べていた。
仔猫のオッパイの為だね。

昨日から、あのずぶぬれで私を見つめていた姿が何度もフラッシュバックスする。
映画のワンシーンみたいに気高く、頼りなく。

仔猫の里親を探さねば。
この都会の真ん中じゃ、車に弾かれてしまう…。
posted by Yuko at 22:00| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする