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2009年10月02日

なかなか鋭いやつ

墨烏賊のパスタのパエリアが大好評。意外とパスタのパエリアは浸透していないんだなぁ・・・。アリオリソースを混ぜて食べると説明すると、必ず驚かれる。

うちの税理士の先生と社員の方が来店。

社員の一人は先生の御子息だった。

子供のころを知っている。双子のようにそっくりな親子だった。それが、かなり見違えるように成長していた。びっくり!

ポルチーニと牛肉のミートボールを食べている時、その息子さんが・・・。

「ほらぁ、玉葱入れない方がいいじゃない。これ、入ってない・・・」と言った。

「玉葱が入ってないのよく気がついたね。料理好きなんだ」と聞いてみた。

「好き嫌いが多いので・・・。それと、ハンバーグとか、パン粉を入れない方が牛肉の味がよくわかって好きなんです」と言うではないか。なかなか鋭いやつだっ!

固定観念がある場合は出てこない答えだと思う。イメージが湧いた味にむかって考えれば自然にその考え方に行きつくのだ。どういう味にしたいかと考えるのだ。

玉葱を入れない方が、ポルチーニの味を前面に出すことができる。と考えたならば入れないという考え方が自然だ。

ミートボールを作る時、玉葱と卵とパン粉をいれるのが当たり前と思って、何も考えず、習慣でやっている人が多いのでは。しかし、この場合、ポルチーニの香りを大切にしたいなら、入れないという考え方もある。

正しい、正しくないという視点から見れば、どちらも正しい。玉葱の甘さをこの場合、必要でないと考えたなら、味のイメージが甘さが邪魔だと思ったら、躊躇なく入れなければ良いのだ。

習慣でなんでも処理してはいけない。一つ一つ作る時に、一度リセットして、仕上がりの味をイメージして、そこに向かって作っていくのだ。