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2005年05月01日

下諏訪温泉「まるや」

母と長野県の中央線富士見駅で待ち合わせて、分骨してある、父のお墓参りに行った。私が生まれた里でもある。小高い丘のホッとするような、日本の里の風景画のようなところだ。小さな花がいっぱい咲いてて可愛い。

駅前で買った花を飾っていたら、「緑が欲しいね」と、母が言いながら、そこらの樹の緑をもぎっている。「ダメだよぅ!」と言っても。

「いいよ。いっぱいあるから」と、なんだか納得できない返事。

まぁ、いい感じに、飾ることはできたけど。

「あれ、コレって、タラの芽だよね」と母。

「またかぁ・・・。あのさ、どしてさ、墓に来るたび、蕨とかタラの芽とか、そういう食べ物ばかり眼に入るわけぇ!?お墓参りに来たんでしょ!?」

「だってぇ、それが楽しみだモン」

「・・・・・・・・」

親戚の家をあっちこっち顔を出して、下諏訪まで送ってもらい、「まるや」という旅館に着いた。

数日前に、鯉がダメだから、他のものにしていただけないかと電話したら、「困りましたねぇ。連休中は忙しいので。他のものといわれましても・・・。無しでもいいですか?」と、信じられない不親切な返事が返ってきた。まぁ、母の食は細いのでいいかぁ、とあきらめた。しかしここは、忙しいと言っても、3組しか入れない宿なのに。

母には、今日の宿は期待しないでと言うと、「いいよ」と、そういうことは無頓着な母らしいおおらかな返事。

喫茶室があったので、従姉妹達とお茶を飲んだ。

部屋に案内された。

「あのぅ、お着きになったら、お抹茶を出すんですが、さっき下でお茶を飲まれてましたね。どうしますか?」

どうしますかって、どういう意味だろう???もう飲んだから、いらないだろうって事?と思いながら、

「はい。さっきはコーヒーだったから、お抹茶出してください」って言ったら、まぁ、出してはくれた。

少しして、お茶が飲みたくなった。道具はあるのだけど、ポットがない。2時間位しても持ってこないので、仕方なく電話したら、「はぁ、ないですか。じゃあ、持って行きます」だもんね。

到着時にもう一度、鯉は要らないかと念を押されたので、めんどくさかったので、「気にしないでください。そんなに食べられないから、出さなくていいですよ」と言ったにもかかわらず、夕食に鯉の刺身他、3品くらい鯉が出た。嫌がらせ?

信州は、塩がつよい。しかし、ここの料理は、ちょうど塩味が良く、料理も工夫されてて、サービスが最低にもかかわらず、美味い!なのに、スッゴク残念なのは、何もかもが冷めてる。冷めすぎだろ!っていう感じ。椀物はすっかり冷たいに近い。揚げ物は揚げて1時間してもここまで冷めないだろっていう感じ。惜しい!

しかも、料理を出す間隔がまちまち。長い時は、一風呂浴びてこようかと、言う気になる。実際母は、「お風呂に行って来ていい?」と言う。ようやくなだめた。時間を見たら、椀物から揚げ物に来るまで30分以上かかったようだ。

せっかく、村おこしで、女将さんたちが工夫して、灯篭で飾ったり、素敵な一角になりつつあるのに。料理だって、美味しいのに。もう来ないって気になる。残念だなぁ。
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