2018年07月19日

本日のメニュー


≪お知らせ≫
◎こうも暑いと、スパイシーな料理ばかりよぎってしまう。冷たいソースのペストトラパネーゼ等々、真夏にぴったりのメニューたくさん!リクエストのエジプト料理のコシャリはムサカ添えでお出しします。

※今年の夏休みは、バルセロナとイスタンブールへ、食材の仕入れに行ってきます。
《7月29日(日)〜8月20日(月)迄。21日(火)〜仕入れた食材を使っての料理が満載です!》

〔インスタグラムに料理と陶器の写真を時々アップしています(Yuko.kitchen5)〕

≪29日(金)・21日(土)のメニュー≫
◎エジプトの国民食 コシャリとトマトのサルサソース ムサカ添えで(エジプト
◎カジキマグロの帆立貝と白身魚のグラタン乗せ焼き ペストトラバネーゼとブロッコリーのニンニクソテーとパスタ添え(イタリア)
◎野菜8種の重ね焼きオムレツ(イタリア)
◎牛肉とポルチーニ茸のミートボール セルリアックとブラウンマシュルーム ブロッコリーのニンニクソテー添え(イタリア)
◎もち豚と夏野菜とハーヴのバスケーズ ポテトと胡桃のクリーム煮添え(フランス)
◎ポートベラ(兵庫県産特大マッシュルーム)の3種チーズフォンデュ詰め(フランス)
◎トマトカップのラムとオクラと柘榴ソース煮込み詰め(フランス)
◎リヨン風オニオンのタルト(フランス)
◎キャベツの鴨のコンフィ包み フォンドヴォーとトリッフの煮(フランス)
◎パプリカの干し鱈と3種チーズのグラタン包み トマトとタプナードとケッパーソース パスタ添え(スペイン)
◎マテ貝のバターガーリック焼き(スペイン)
◎チキンのモレソースのエンチラーダ 緑のサルサソース(メキシコ)
◎スペアリブのマンゴとココナッツのスパイシー焼き ライス添え(コスタリカ)
◎牛肉とナツメヤシ、プラム、オレンジのタジン クスクス添え(モロッコ)
◎ケフタ(モロッコ)
◎蟹とオクラとカシュナッツのバイヤ風キャバダ ライス添え(ブラジル)
◎海老とカシュナッツと干し海老のココナッツソース煮 バイヤ風 ライス添え(ブラジル)
◎渡り蟹のカリー ライス添え これはシメに必ず食べる方が多いので、無いと文句言われるし、レギュラーでお出ししています(インド)

<冷たい前菜>

◎南仏風ガスパチョ(フランス)
◎ラタトゥユ(フランス)
◎無花果のアーモンドとチーズのムース添え(フランス)
◎蛸とイソットのマリネ(トルコ)
◎サジキ(ギリシャ)
◎茸のマリネ(イタリア)

<デザート>
◎マンゴとレモンのタルト(フランス)
◎ルバーヴとマロンクリームの2段タルト(フランス)
◎桃の赤ワイン煮(フランス)
◎エスプレッソとラム酒のパルフェ(フランス)

メインディッシュ15種類以上(1,150円〜2150円、ピンチョ13種類以上冷菜7種類350円、冷前菜、デザートと用意させて頂いてます。

※ご予約・ご来店をお待ちしていますm(__)m
posted by Yuko at 15:13| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

私の原宿

元大家さんで酒屋の息子さんから、朝、電話があった。
お父さんである社長が亡くなったと。72歳。肺癌だった。

私が東京に引っ越すため、友人の友人という何とも心許ないコネを頼りに、東京に来たのは約40年前だ。

原宿、表参道のキディランド裏辺りのお風呂も無いアパートだった。
隣の酒屋が大家さん。
その酒屋に訪ねて行くと。レジに座ってる女性が…

「うちは部屋貸さないよ!貸さない!」と、取りつく島もない返事。
仕方なく、明日にでも、不動産屋を回るかと思いながら歩いていると、後ろからおーい!おーい!と呼ぶ声が聞こえた。
私を知る人なんていないのだから、振り返らずいたが、それでも、呼ぶし、思わず振り向くと。
「おー!あんただよ〜」と、私を指差し、オイデオイデと手をひらひらさせてる。
側に行くと、近くの段ボール端をビリッと破って、きったない字で数字を書いた。

「これ、うちの電話番号。アパートは母さんが担当してるから、母さんに電話しな。今、病院に行ってるから、夕方帰るし、17時過ぎに電話しな!」と。
それが、当時30歳少し過ぎくらいの社長だった。

夕方電話すると、
「あら、あなたね。加藤さんのお友達の方は。加藤さんから聞いているわよ。加藤さんは、真面目ないいかただから、お友達なら、他の人じゃなく、あなたに決めるわ。明日、来てくださる。契約しましょ」優しいお母さんの声だった。

そして、この大家さんで酒屋さんとの長〜いお付き合いと共に、私の原宿・表参道の生活が始まったのだ。

会社に通いながらもバイトしまくってた私のことも知ってて、向かいにある銭湯へは、夕方からのバイトに行く前にササット行く。

「ユッコ(社長は私のことをユッコと呼んでいた。その弟の専務はユーコだった。お母さんはゆうこさんと、そう言えばみんな呼び方が違う)!おメェ、はえーなー。男みたいだなぁ!銭湯代、半分返してもらえ!」と、会うたび、大きな声で叫ぶ。

父が、2週間の命と宣言されて、仕事を辞めて、実家に帰っていた時。
「ユッコ!大変だったなぁ。お父さん、残念だったなぁ。部屋、空けておいたから、帰って来い!」と言って、電話して来てくれた。

あちこちに不動産を持っていたから、それでも、その近くのアパートの部屋を空けて待っていてくれた。

私が店を出すことになった時も、
「ユッコ!築地行くだろ!?俺も毎日行くから、お前は行きたい時、下から俺を呼べ!そしたら起きるから、一緒に築地に連れてってやるから。荷物は、茶屋出しから荷が揃ったら、途中で店に荷物を降ろしてやるから。ユッコは先に店に戻って、仕込みしたいだろ」と、何から何まで有り難かった。

酒屋のビルの一階から二階に向かって早朝に「シャッチョウ!」と、叫ぶのだが、まだ若かった私は、恥ずかしくて、いつまでも慣れなかった。

「ユッコ!はえーなー!」と、目をこすりながら、2分くらいで降りてくる。

築地で、いろいろな店に行っては、「この子、俺の妹みたいなやつで、店出したんで、よろしくお願いします」と言っては、各店に頭を下げてくれた。あの時の事を思うと、今でも有り難くて泣けてくる。

今と違って、当時の築地は、素人は場内には入れない。
そして、女性の買い物客をほとんど見ることがなかった。たまに見ると、料理屋の年配の女将さんくらいだった。

社長が紹介してくれた店は今でも通っている。
もちろん、酒類は、社長のところから取っている。
酒を値上げするというと、「大家と店子は親子も同然って昔から言うじゃない。子供から儲けようとするな!」と、いつも戦う。
「ユッコ!うちも大変なんだよ〜」

その社長が、肺癌だったなんて知らなかった。病気とわかっててもバイクで走り回っていたし、元気だった。

私が通う、陶芸教室の新しい教室の不動産物件探しにも、わざわざバイクで店まで来て、不動産屋を紹介してくれた。俺が行くより、直接話した方がいいから、話は通しておくからと言って。電話で済むことなのに。しかも、一度も会ったこともない陶芸教室の人のために。
そうか、あの時すでに癌は進行していたんだ。数日後に配達の担当者に聞いたのだから。

社長がいたあの原宿は、下町そのものだった。情が深い。心根深い昭和が、また、遠くなった。

お礼を言って、お見送りさせて頂きます。
本当に本当におせわになりました。
合掌。
posted by Yuko at 23:20| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月12日

日本料理「とく山」・鮨「兼定」・イタリアン麻布十番の…

毎週木曜日は食事会が続いている。
先々週は、久々の六本木の鮨屋「兼定」へ。
23種類の鮨やツマミを頂いて、至福のときを過ごした。
たまたま隣にいらしていた、50歳代くらいだろうか、パワーある実業家の女性二人組のお客さんと話があって、賑やかな時を過ごした。

私の陶器の写真を見て、是非購入したいと。明後日の土曜日に店に陶器を見にいらっしゃることになった。
仕事ができる人は、フットワークがいい。

そして、先週は、お客さんがオススメする、麻布十番のイタリアンに行った。コスパがいいというが、それより、出て来た料理に個性がない。
美味しいのだが、とっても美味しいのだが、どこでも食べられる特別じゃないメニュー。ここに来たいと思う磁力が弱い。

いつも思う。日本のイタリアンは個性に欠ける。それに比べて、フレンチは頑張ってる店に行き当たる確率が高いと。

これは、ここ最近の傾向なのか、お任せ料理や、コースが決まってる店に限るのか、散々待たされた挙句、置かれた料理をいただく前の説明が長すぎる。

産地から部位からソースの作り方、料理の焼き方まで説明されるが、それより、オアズケされた料理が冷めるのが気になる。早く食べさせろ!と言いたい。

「説明はいいですから、早く食べたいです。」と言うと、料理を置いてササッと離れる。うん、その方が有難い。お腹空いてるんだもん。待たされる間合いが長すぎる上のオアズケは辛いだけだ。

そして、今日は安心の「とく山」それでも久々だ。

ホセとアキちゃんと3人で。

付き出しは、河豚の皮の茶碗蒸しと蛸ブツ、胡瓜、ワカメの辛子酢味噌の2種類から。

@冷製冬瓜とフルーツトマトと蒸し鮑の小鉢
A雲丹とおくらと山芋の小鉢
B稚鮎の塩焼き
C蛤のいしり醤油
Dお造り(トリ貝、鰹、鮪、白烏賊、水茄子と瓜)
E牛ロースの九条ネギ巻きタレ焼き
Fトウモロコシのかき揚げと枝豆、海老、新生姜のかき揚げ2種
G牛蒡と焼き鱧の炊き込みご飯
Hデザート…杏仁豆腐とフルーツ、小豆アイス、水羊羹と餡子

同じ店ばかり数軒、定期的に回っているが、安定の美味しい料理を提供してくれるのだからそうなってしまう。
長年掛けて常連になった店を作る作業って、結構良いモンだけどなぁ。

今日も大満足だったよ〜!
posted by Yuko at 23:29| 食歩:日本料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする