2024年02月19日

本日のメニュー

≪お知らせ≫
◎17:00-21:00(l.o)(最終入店)22:30閉店(日・月・木定休日)
ご予約等々は電話のみで。早朝〜。
〔インスタグラムに料理と陶器の写真を時々アップしています(Yuko.kitchen5)〕

≪2/20(火)・21(水)・23(金)・24(土)のメニュー
◎チレ・エン・ノガータ(メキシコ)
パプリカの牛肉とふるつとナッツスパイスの詰め物 胡桃とチーズとクリームソース。
◎海老のムケカ(ブラジル)
海老と干し海老とカシュナッツ、ココナッツの煮込み。ライス添えで。
◎オルマンケバヴ(トルコ)
ラムレッグとポテトとトマトと茄子の煮込み。ウルファ風にイソットを使って。
◎牛肉のポーピエット(フランス)
牛肉に牛肉と野菜を包んで、赤ワインとソースエスパニョールと野菜で煮込んで。青野菜のニンニクソテー添えで。
◎鴨のコンフィとトリッフとブラウンマッシュルームのソテー(フランス)
ブロッコリーとプチベールのニンニクソテー添えで。
◎特大ホンビノス貝のエスカルゴバター焼き(フランス)
これも温かい前菜です
◎リヨン風 オニオンのタルト(フランス)
コンテ、グリュエール、フォンティーナチーズ入り。リクエストが多いのでやめられない。
◎墨烏賊の墨煮 ライス添えで(スペイン)
アリオリソース添えで。
◎豚肩ロースのピカディーリョ(スペイン)
ハモンセラーノと香味野菜の煮込み グリュエールチーズ仕上げ。ショートパスタ添えで。
◎マドリッド風牛胃袋の煮込み(スペイン)
チョリソ、ベーコン、白インゲン豆、香味野菜でやわらかく、臭みがなく煮込みます。
◎野菜10種類の重ね焼きオムレツ(イタリア)
根強い人気の定番です。更に種類が増えて10種類野菜。
◎イワシの詰め物 ほうれん草とニンニクと香草焼き(イタリア)
三枚に卸した鰯にイワシと野菜の団子を包んで、香草焼き。
◎バカラオ・ア・ゴメサ・デ・サ(ポルトガル)
干し鱈とポテトと卵のソテー 前菜で。
◎パステーラ(モロッコ)
「モロッコ料理はパステーラに始まりクスクスに終わる…」と言われるパステーラです。フィロペストリーの中は、チキン、5種類のナッツやドライフルーツ、卵など宝箱のように入ります。仕上げは幾何学模様で飾って。
◎ラムのミンチのコフタケバヴとラムのスネ肉とナツメヤシ、レモン、シナモンのタジン(モロッコ)
今週は骨つきラム肉を軟らかく煮たものとラムミンチのスパイスミートボール骨を使って、ラムのスープストックで煮込んで。クスクス添え。
◎スパイシービーフ ライス添えで
40年近く作っている定番です。リクエストも多いので、今週も登場します。
◎渡蟹のカリー ライス添え(インド)
フレンチスタイルで蟹のソースで仕上げています。根強いファンが毎回〆に注文されるので、このカリーは作り続けています。無いと文句言われるし…。

≪冷たい前菜≫
◎茄子のアンチョビマリネ(イタリア)
◎茸のマリネ(イタリア)
◎塩豚のマリネ(フランス)
◎人参のマリネとフェタチーズのサラダ(ギリシャ)
◎蛸とイソットのマリネ(トルコ)
◎ザジキ(ギリシャ)

≪デザート≫
◎くるみのバクラワ(レバノン)
◎100%カカオのチョコレートとカラメルバナナとグランマルニエのタルト(フランス)
◎マロンクリームと紅玉の2段タルト(フランス)
◎エスプレッソとラム酒のパルフェ(フランス)
◎マチェドーニア(イタリア)

メインディッシュ15種類以上(1350円〜2350えん〕
、ピンチョ12種類以上〔1個400円、冷たい前菜(1450-1950円)5種類。デザート数種類用意させていただきます。
※ご予約・ご来店をお待ちしていますm(__)m


posted by Yuko at 14:21| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月18日

今日の出来事

最近は休日でもなかなか外食する時間がない。休日でも仕込みを夜までしているし、普段3時間半の睡眠時間だから、なるべく休日はたくさん眠る事にしているからだ。それでも、なんとか時間を作って食事に行く。

店を予約する時、3人以上の場合は特に5分前到着を目指す。店側に安心させるためだが…。
今日も、うちの店から歩いて5分の店を予約していた。

10分前に店から出て鰻屋さんの角を曲がった辺りで白杖の初老の方とすれ違った。
歩を緩め、アンテナを張って、いつでも手伝えるようにと。少しくらい遅くなってもいいし。
白杖の方が、突然踵を返し、私と同じ方向に歩きだした。
「すいません!」と、大きな声。
「はい!」と、大きな声で返して、どうしましたか!?と、問うと。

「高塚ビルはどこですか?」と。
丁度、高塚ビルの前だ。
「連れて行っていただけますか。それと、エレベーターで5階を押してほしいんですが」
「はい。ここが階段です」
一緒に階段を上がって、奥のエレベーターまで案内し、5階を押した。
5階は料理屋さんのようだ。

しばらく考えてしまった。
鰻屋さんの隣が高塚ビル。その隣がラーメン屋さんで、ラーメン屋さんの真向いがバス停だ。
あの方は、そのバスから降りたのだろうか。何歩で高塚ビルという記憶の仕方をしていたのだろうか。果たしてバスから降りたのかもわからないが…。

鰻屋さんの匂いを強く感じて行き過ぎたとわかって、目標が曖昧になったのかも。歩数を間違えて行き過ぎたと思って踵を返したが、歩数を一歩間違えたと思ったのかも。
帰りは目的の店の方がいらっしゃるので安心だが…。

五体満足で生きてる事の有難さはもちろん思ったが、感性の鋭さとか、記憶の仕方とか、匂いの鋭さとか、いろいろ考え込んでしまった。
posted by Yuko at 23:11| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月05日

プレオープンの日

39年前の今日、5月5日にこの店はプレオープンした。
プレオープンといっても、上京して6年目に店を出したのだ。
東京には1人も知り合いがいない。店をやると決めて、フレンチレストランに修行に入る前も仕事を2つ掛け持ちしていたのだから、それほど友人がいるはずもなく、少ない友人たち、母や従姉妹と今は看板になっているパエリア鍋を使って、パエリアを作って、みんなで食べただけだ。

翌日から手作りのチラシを作って、母と従姉妹に手伝ってもらい、西麻布交差点で、行き交う人に、「ランチやります」といって、配っただけから始まった。

オープンしたのは、8日だったと思う。7日だったかもしれない。こんなに長くやるつもりはなかったので、オープンの日を記憶することなんて考えてもいなかった。

初日から、オープン前には行列ができてて、めちゃめちゃ驚いた。それからずーっと、ランチは完売の日が続いたが、夜も忙しくなったし、ランチは作業であって料理じゃない。クリエイティブじゃないなぁと感じて、一年で終えた。

当時、長期の休みを取る店なんて考えられない時代。5月にオープンしたばかりなのに、8月はほとんど休んで、海外に仕入れと食の旅に出かけていた。

投資は自分の体にしよう。知識は盗まれない。お金が貯まると夏は5週間。冬は4週間休んで(しばらくは5月も2週間)海外に行っていた。

(潰れた)と、噂が流れたらしく、道で常連さんに会うと、目を逸らされた。
「こんにちわ」と挨拶すると。
「あぁ、いま、どうされているんですか?」と問われた。
「えー!店やってますよ。夏休みしてました」と答えると。
「えーーー!長すぎませんかぁあ!」
ネットもどころか、携帯もない時代だしね。窓に大きな紙に(フランスに仕入れに行ってきます!)と書いても、読まれず、店を閉めますと思い込まれたようだ。

旅は年2回から3回行っていた。50歳になった時、(海外で働きたかったなぁ)と。(そうだ!いま、働きに行けばいいではないか)と気がつき、レストランに手紙を書いたりして、いろいろな国のレストラン、オーベルジュ、料理研究家の家とかで働きに行っていた。

ま、そんなこんなで…コロナ禍でここ3年は海外に行くこともなかったが…。

来週から40年目に入る。
やりきったなぁと思う。
店をやりたくて店を出したのじゃない。
料理を作って生きていきたいと思った。それじゃあ生きていけないから店を出しただけ。
その事にブレないでいたい。
だから、ニンニクの皮むき、玉ねぎの皮むきも1人でやることに拘った。39年間1人で料理を作り続けた事に満足している。
40年目に足が一歩入った。
やりきったなあと思う。
posted by Yuko at 22:59| 日記:西麻布事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする